まいど。さそりでおま。

 

先日の母の日。

 

うちの親孝行なとーちゃんは、実家で一人暮らす80歳の母を連れて、百貨店で傘を購入した模様。

 

その日の晩酌の話題は、何となくとーちゃん家族の話題に。

 

ほとんど帰ってこない次男の話になって。

 

実家にいた際、親や兄にさんざん迷惑かけて関東に逃げて行った次男。

 

今は、内妻と内妻の母親と3人で平屋住まい。

 

さんざん迷惑かけた過去がありながら、老母にまだ悪態をつくらしい。

 

その話の勢いで、言っておこうと思い、

 

「万万が一、お義母さんより先にとーちゃんが死ぬようなことがあったら、私次男に面倒押し付けるからね」

 

そう。

 

要するに、義母の面倒は看ないと宣言したのだ。

 

即答で「そらそうや」という返事だった。

 

「死後離婚」という言葉がでて久しいが、夫亡きあとの義家族のことは知らないというものだ。

 

死後離婚と言わずとも、うちもそうなるだろ。

 

墓も新興宗教の永代供養墓にしはったんで、我々夫婦が入る墓はない。

 

守る墓もない。

 

まあ、あと腐れなくて良い。

 

次男とは30数年で3回会っただけでほとんど話したこともない。

 

この度なんで夫が即答で義母の面倒見ないでいいと返事したかというと、

 

とーちゃんだってうちの家族とそないかかわりたくはない。

 

ゆえに、二人とも、自分の親は自分で看て当たり前。

 

そんな共通認識なのだ。

 

わたいの両親が次々入院、手術、死亡。

 

これについてもわたいがいそいそ実家に帰っていて当たり前。

 

そこにとーちゃんは不在。

 

わたいもそれが楽でよかった。

 

そんな経験から、次はわしの番。と思っているんやろ。

 

義母は間違いなく長生きするんで、生活習慣病まみれのとーちゃんの方が先に死ぬ場合だってある。

 

あと15年。

 

義母95。とーちゃん72。

 

とーちゃんかて100%生きてるかわかったもんじゃない。

 

そんなこんなで、無事「お義母さんの面倒は看ない宣言」が了承された話。

 

ニヤニヤニヤッ