会見では国への感謝を口にしたが、決して研究資金が潤沢だったわけではない。
iPS細胞そのものが対象ではないが、09年には、科学技術関連事業の予算が「事業仕分け」され、
削減や見直しが相次いだ。その際、山中教授は批判と不安の気持ちを述べている。
今年3月には、研究資金の“カンパ”を訴え、アピールするため、京都マラソンに自ら出場した。
現在も年10回ほど渡航し、資金面など環境が整っている米国で研究している。
この日、会見場では野田首相から祝福の電話が入り、教授は
「国を挙げて支援していただいたおかげです」と答えていたが、胸のうちには複雑な思いがあったのかもしれない。
(抜粋)
2012年10月9日06時05分 スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20121008-OHT1T00277.htm
動画 【ノーベル賞受賞】山中教授 事業仕分けを批判【2009年】
「10年前、どの仕事が今日の特許につながるか予想するのは不可能。
たくさんの仕事、研究者を支援してはじめていくつかが成果出る。
どれが成果でるか誰にもわからない。それが科学。
日本の研究者はアメリカから比べると10年20年遅れた環境で研究している。
それをさらに研究費下げる、そういう事態は想像を絶する。深く憂慮している。」
「日本が科学の後進国になり―若い研究者から希望を奪うことにならないよう祈っている。」
http://www.youtube.com/watch?v=zCfpxf8qFEs
2009年 京大・山中教授「希望奪わないで」事業仕分けの科学予算削減で
http://ameblo.jp/regenerative-kyoto/entry-10396891838.html
日本の未来が危ない!山中教授も憂う“事業仕分け”:辛坊治郎のこれでいいんかい!?:コラム:スポーツ報知大阪版
それにしても、先生がボヤくんです。とにかく日本では、
すぐに金にならない「基礎研究」に携わる人々は冷遇されていて、規模の面でも研究費の面でも
とても欧米に太刀打ちできないっていうんですね。
だから、せっかく先進的な研究のヒントをつかんでもあっと言う間に欧米に追い抜かれたり、
研究者そのものが外国に流出したりするんです。
その一方で、先がないことが分かり切っている止まったままの高速増殖炉に、
民主党政権は年間200億円もの維持費をつぎ込む無駄を平気で行っています。
先生に「事業仕分けについて、どう思いますか?」と聞くと、科学者らしい穏やかな表情で、
「苦しい思いで見ておりました」と答えてくれました。
このままでは、日本の未来が危ないと思います。((株)大阪綜合研究所代表)
(抜粋)
http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/column/shinbou/news/20120605-OHO1T00109.htm
蓮舫 「世界一になる理由は何があるのか」
http://kokohendarou.up.d.seesaa.net/kokohendarou/image/12582786910006.jpg
- 63 :名無しさん@13周年:2012/10/09(火) 17:20:09.56 ID:fJHlJ7YS0
- 【政治】政府の最先端研究開発支援、対象にiPS細胞の山中教授ら→民主党「凍結するかも」★2
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1252082245/
【政治】 事業仕分けを厳しく批判 「iPS細胞」の作成に成功した京都大学の山中教授★3
http://logsoku.com/thread/tsushima.2ch.net/newsplus/1259330555/
民主党は「日本の理系」を殺す気か このままじゃ、日本は2番どころか20番になる
iPS細胞研究、がんの最先端治療、はやぶさ・・・みんなカットって!?
iPS細胞より地デジ優先?
ところが、この予算をいったんゼロにし、代わりに、菅総理の肝煎りで「元気な日本復活特別枠」という形で政策コンテストを行うことになった。
要するに、iPS細胞研究やがんワクチン研究も、コンテストで認められないと予算が削減されてしまうのだ。
そのため、山中伸弥教授が所長を務める京都大学iPS細胞研究所でさえ、予算獲得のため、
政府に研究の必要性を訴える投書(パブリック・コメント)をしてほしいというお願いを行ったほど。
常識的に考えて、日本のキラーコンテンツであるiPS細胞の研究予算が削られるとは想像しにくいが、この仕組みではそれもあり得るというから驚く。
iPS細胞の山中氏、がんワクチン・ゲノム研究の東大ヒトゲノム解析センター・中村祐輔教授は、ともにノーベル賞候補。
世界の研究者たちは、『あのヤマナカやナカムラがやっている研究を、日本がコンテストで落とすなんて大笑いだな』という思いで見ているはずです」
このコンテストでは、先の「はやぶさ2」の開発費約30億円も対象になり、上から2番目のB判定に。
ちなみに米軍への「思いやり予算」や地デジ普及のためのチューナー支援などがA判定だった。
この結果は来年度予算に反映されるが、世界のトップを競っている研究者たちが、国内のコンテストで敗れるなど、シャレにもならない。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1720
これが「科学技術立国」のすることか?
管直人の政権浮揚策で行われた政策コンテスト。
こんな無知の群集に日本の科学技術が世界から立ち遅れていくんだろうか?
管直人がよく自民党に対して言っていた言葉「失われた20年」
そっくりお前らに返してやるよ!