参議院で審議入りする。民主・自民・公明の3党合意により成立がほぼ確実視されている
同法案だが、実はこの法案には自民党のある思惑が隠されていた。
消費税増税法案の3党合意の場で交わされた『確認書』。全21ページにも及ぶこの文書の
『附則第18条第2項』には、増税分の予算を何に使うのかが定められている。その中の
<事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分する>という一文こそ、自民党が
官僚に指示して書かせた“霞が関文学”的な仕掛けなのだ。
この資料を提供してくれた経済産業省の中堅キャリア官僚、S氏が解説する。
「防災や減災という単語は、誰もが納得しやすいから使用しているだけです。“霞が関文学”的
キーワードは、<減災等に資する>という部分の『等』と『資する』の文言。『等』という
1文字がつくだけで、防災や減災にあまり関係ない分野にも使えるようになる。『資する』も同じく、
防災に限定されず使途を広範囲化させる目的のワードです」
“霞が関文学”は解釈が曖昧になる語句を文章にあえて盛り込むことで、その適用範囲を無限に
拡大するものだという。こうしたトラップは、まだある。
「<歳入庁その他の方策の有効性、課題等を幅広い観点から検討し、実施する>という箇所です。
文末に『実施する』とありますが、これは決して実施するという意味ではない。その前の『検討し、』
という部分が重要なのです。その心は、いつまでも検討して、永久に実施しないという意味です。
つまり、歳入庁創設という計画はもう完全に消えたのです」(S氏)
それでは、なぜ自民党はこんな文章を官僚に書かせたのか。民主党の若手議員、K氏が説明する。
「選挙対策ですよ。政局はもう、いつ解散総選挙があってもおかしくない情勢。建設業界や
不動産業界などからの票欲しさに、総選挙後に自民党中心の政権ができれば公共事業でバラまくよ、
というメッセージを送っているんです。3党合意は自民党主導で行なわれた。彼らは野党であるにも
かかわらず、消費税増税分を公共事業に使えるようにしてしまった。法案の名前は『社会保障と税の
一体改革』なのにね」
来るべき総選挙で政権を奪取するために、公共事業のバラまきをチラつかせて票を集めようと
している自民党。はたして、総選挙後の政局は彼らの計画通りに進むのだろうか。
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/07/10/12522/
また選挙が近付いてきたらマスコミの 「自民党ネガキャン」 が始まった。
前回の総選挙でマスコミが総出してつくった民主党政権見て国民も随分勉強したと思うけど、
今度は橋下率いる地域政党 「大阪維新の会」 を爆アゲ中!
名古屋の河村党 「減税日本」 を見てもらえば解るけど、素人が政治に口を出してロクデモない事しかしていない。
橋下も然り!松下ペテン師養成塾を真似て議員の卵を育成中だけど、政治に対する理念や真念も無いヤツが政治家になってもすぐに 「売国奴」 になるのが関の山。
大阪を変える!と言って大阪市長になったのに大阪市民の方を向かずに国政の方ばかり口出しして何を考えているんだか?
橋下を見てるとソフトバンクの禿とダブる。ペテン師の臭いがする。
そんな橋下を爆アゲしてるマスゴミを見てると、今度の総選挙も前回同様の結果になって
国民はまた 「騙された」 というのかな?
