以下は、石井君子による見解。

 

 

石井君子曰く「本源とは、全知万能の神」らしい。

 

 

そして、イエス・キリストが「主よ!」と言っていた相手であり、イエスもお釈迦様もその本源と会話が出来たから、いろんな奇跡(超能力)が使えたと。

 

 

それが今、この世でできるのは石井君子だけらしい(笑)

 

 

そして、今まで、参加者は本源に繋がっていなかったので、いくら神様にお願いしてもその声が神様(本源)に届かなかったと。 しかし、石井が本源と繋げた?ので、これからはあなたたちの願いを本源が聞けるようになったから、「なんでも願いが叶うようになった」と。

 

 

そして、理解不能なのが、その本源の力なるものを自由自在に石井君子自身が設定できてしまう、というものがある。「あたしがそうなるように、本源の設定をした」と。 なんでもアリだ(笑)

 

 

特典として、こちらから神様へ声が届くようにしたが、神様からの声が聞こえてくると「あれしろ、これしろ」と命令され、イエス・キリストのように受難の道になるから、神様からの声は聞こえないようにしている、だそうだ。。。 要するに、お願いし放題(笑)

 

 

 なので、神様(本源)からの声が聞こえるのは、石井君子のみ、ということになる。

 

 

 

そんな不平等なことがあっていいんでしょうか?(笑)

 

 

 

さて、全知万能の神、ヤハウェのことでしょうが、それを「本源」と呼ぶ理由については、

 

 

石井「仏教用語辞典というのがあって、そこで本源という名前を見つけた。仏教の辞典にも載ってるものだ。」

 

 

 有名な言葉であると。 だから、「あたしが、〝本源”という名前に設定している」という理屈になる。

 

 

 

 神様と繋がってお願いし放題だから、私利私欲に塗れてお願いしまくれと。あなたが幸せになっただけ地球が救われる、という流れだ。

 

 

 

 

 さて、調べてみると分かるが、石井君子は大勘違いをしている。

 

 

 本源とは、全知万能の神様のことではない(笑) おそらく、あまり仏教に対する知識の方はないのだろう。 私見だが、九州にある寶珠宗で得た知識を利用して「本源」という名前だけを使っているように見受けられる。

 

 

 そこで熱心な信者だったが、裏切られ? トラウマになったのかもしれません。 そのためか、宗教やスピリチュアルに対して異常な「毛嫌い」をします。 すべて「詐欺」だと切り捨てます。 でも、本源という言葉には馴染みがあって捨てられないので使い続けている、という気がします。

 

 

 

 仏教で、全知万能の神など規定していません(笑) 仏教辞典にもそのように書かれておりません。

 

 

 仏教では、この世の創造主は「大梵天」という神様である、という立場をとります。 しかし、お釈迦様が悟りを開いた時、その大梵天が「お釈迦様が悟った内容を教えてくれ」と懇願しに来ます。

 

 

 お釈迦様は「一切智」「無上正等覚」という悟りを開かれました。なので、本源なる存在に話しかけて願いを叶えて貰っていたわけではないし、そんな記述は仏典のどこを探しても見当たりません(笑)

 

 

 

 

 ですから、石井君子は、この「大梵天」を「本源」と勘違いしているのではないか、と思われます。仏教の知識がなさ過ぎるわけですね。

 

 

 おそらく、石井はネットをチェックして読んでいますので、これをセミナーで言い始めるでしょう。

 

 

 

 さて、本源セミナーに入れる人間は、「前世か、前々世でお釈迦様の弟子だった者だけ」とされています。 そのように本源に設定をかけたと。 要するに、選民思想を使って、信者の心をくすぐるわけですね、カルトの常套手段です。

 

 

 

 それならば、前世がお釈迦様の弟子が勝手にセミナーに集まってくるように本源に設定した方が早いのでは? でも、「前世でお釈迦様の弟子だった人間が必ずいるはずだから、セミナーに誘え」と訴えます。 話が矛盾していますネ。 石井には、そうする力も設定もできないようです。