古事記は「歴史書失格」 | “縄文の蘇り”&”ろくでもない世界”との決別

“縄文の蘇り”&”ろくでもない世界”との決別

第一ステップ:戦後の常識の徹底的な破壊(GHQの洗脳解除)
第二ステップ:弥生以降の常識の破壊(大陸思想の廃棄)
第三ステップ:奥底に眠っている縄文人DNAの起動

前に「鹿島・香取・春日の謎を解く」文書

として1997年に公開された

『弓前文書』という秘伝があり、

 

それについて書かれた本を読んで

鹿島神宮・香取神宮・春日大社

の関係を考察しました。

 

 

 

その本のメインテーマは

古事記と祓い言葉の謎を解く」

ことですが、ようやく読み切りました。

 

そして、とうとう古事記編者の

「正体を突き止めた」感触を得ました。

 

 

『弓前文書』は古代弥生語で発音された

内容を漢字で書き表したもののようです。

 

そして、その古代弥生語を使っていた人々を

倭人天族(わじんあまぞく)」

と呼んでいます。

 

この一族は北九州の五島列島を本拠地にして、朝鮮半島南岸

黄海や東シナ海に面した中国東岸域をも

勢力範囲としていた海洋民族とのことです。

 

驚いたのが、北九州から本州に進出し

三輪に王朝を開いたのが

「はつくにしらすすめらみこと」の

崇神天皇であり、

 

北九州本家にも王朝があって

二朝並立の時期があり、

崇神天皇の時の本家当主は

景行天皇だったというのです。

 

歴史上、景行天皇は崇神天皇の二代後で、

崇神天皇の孫ということになっていますが。

 

 

さて、「祓い言葉」と言えば、

「中臣」です。

 

中臣一族の一員である

「弓前氏」の古文書に、

祓い言葉の原型があるのは

すぐに理解できますが、

 

さらに、

 

古事記の冒頭の神々の原型も

あるそうです。

 

ですから、

 

「古事記は『弓前文書』を基にして

編集された」と著者は主張しています。

 

 

まず、古代弥生語について。

 

『「古事記」や「日本書紀」が編纂された頃

からみても、弥生語は、

すでに何百年以上も前の言葉です。

 

無論、その弥生原語は、その後も、

その多くが言葉として残ってはいきますが、

 

本来の意味は、奈良時代の頃には、すでに

ほとんど分からなくなっていたようです。

 

なによりも、発音自体が、

大きく変化しています。』

 

(萩原継男著 叢文社 『古事記、祓い言葉の謎を解く―伊勢・鹿島・香取・春日の起源―』第二刷212ページ)

 

 

その発音ですが、ちょっと変わっていて、

P音がやたらと多いようです。

 

たとえば、今の「タケミカヅチ」が

元は「ピカ」だったそうです。

 

「ピカ」が「ミカ」に変わったとのこと。

 

「ピカイチ」という言葉がありますが、

それはタケミカヅチ大神から

来ているのかもしれません。

 

そして、(弓前文書の中の)

 

『「神文」は、宇宙創成が、

現代の自然科学が教えるように、

 

「大宇宙の発生」→「太陽の発生」→

「地球の発生」→「生物の発生」の順に

描写する驚くべき文書なのです…』

 

(同上313ページ)

 

 

「天之御中主神」にはじまる

古事記の冒頭の神々の神名は、

 

本来は、

 

宇宙の成り立ちや生成原理や仕組みを

表しているそうです。

 

人格神などではなく。

 

それが、宇宙から太陽系へ、

次に地球が出来、

それから地上の生命の誕生へと

つながっていく。

 

現代の最新科学が到達した知識を、

弥生時代にはすでに持っていたようです。

 

 

そして重要なことも指摘しています。

 

『「古事記」の方は、天之御中主神から

伊邪那美神までは、十七神であるのに対し、

 

「神文」に登場する神は、ちょうど、

その倍の、三十四神あります。』

 

(同上258ページ)

 

 

私はこれまで事あるごとに

古事記を攻撃してきましたが、それは

 

ヤマトタケ尊などに関して歴史の歪曲

あまりにもひどかったからです。

 

それでも、

 

あれだけたくさんの神々を

描写するのだから、編者は

相当な霊能力を持っていたのだろう

と考えてきました。

 

ところが『弓前文書』という

種本があったのです。

 

自分で見ていたわけではない。

種本を編集し直しただけです。

 

それも、三十四神あったのに

半分は削ってしまった!!!

 

途中で面倒臭くなってしまった

のでしょうか?

 

驚くべき「恣意性」です。

 

 

「恣意」とは、

「勝手気ままにふるまうさま。

論理的な必然性がないさま」です。

 

要するに、自分勝手な解釈を

気ままにすることです。

 

真実が求められる「歴史書」にあって

勝手気ままに編集し直したら、

信頼性は

ゼロです。

 

「古事記は歴史書失格」

宣告せざるを得ません。

 

古事記編者の能力には

一目置いていたのですが、

 

彼らの「化けの皮が剥がれ」ました。

 

彼らには何ら特筆すべきものはなく、

ただ腹黒い魂胆だけが備わっていた。

 

 

秦氏など渡来系氏族のほとんどは

縄文人のDNAを持っていると

見なしています。

 

日本列島に里帰りしてきたと。

 

しかし、

 

ある有力な氏族には

縄文の血は入っていない。

 

それが、………………「藤原氏」

 

本当は「中臣」とはつながりがないのに

その子孫に成りすました藤原氏。

 

 

その藤原氏が指名した古事記編者も

原日本人の血はなかったでしょう。

 

そんな日本人の感性を持たない彼らが

大陸流の荒唐無稽

国生み神生み神話を創作し、

 

日本社会を牛耳ってきた。

 

 

非日本人が日本人を抑圧・支配するのは

戦後だけではなかった。

 

奈良時代からの

「伝統」だったのです。

 

江戸で一時盛り返したものの、

今度は西洋人が来て

 

完膚なきまでにたたきのめされた

日本人。

 

 

でも、日本人は不死身です。

 

「縄文のこころ」は不滅です。

 

 

 

 

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