第56回 5/4の放送(G:佐藤正実さん②) | コハマヒロミのジェルブとエスプリでございます

第56回 5/4の放送(G:佐藤正実さん②)

【5/4の放送】

じぇるぷり人:(有)イーピー 風の時編集部代表
NPO法人20世紀アーカイブ仙台 副理事長 佐藤正実さん

朗読:大橋鎭子 作 大橋鎭子 作 すてきなあなたに「春の陽ざし」本
 BGM :渡辺 俊幸  「メインテーマ 明日へ」音譜

音楽:「Life is one way 3.11」オリジナル版 /Nari In Kingston音譜


【トークダイジェスト】

さて、先週に引き続きゲストは20世紀アーカイブ仙台の佐藤正実さんです。

正実さんにゲストトーク前の長野淳子さんの朗読から引用して

「どんな時に幸福を感じる?」

と尋ねると

「毎日幸福」

と応えてくれました なんと正実さんらしい会話のキャッチボールです!


今日のお話は3月に出版された本にまとめられている「市民が撮った3.11東日本大震災写真」のパネル展のことが中心でした

震災1年後の今年3月11日、せんだいメディアテークで開催されることが決まっていたパネル展

そのパネル展用に100枚の写真パネルが作成されました

一回のためだけに作成したのではもったいないからと、何か所かでのパネル展の開催を考えておられたそうです

その当時、この番組に正実さんにゲスト出演いただいたのですが、
そのときに私が「せっかくだから全国47都道府県でやろうよ」と言ったことがきっかけとなり、なんと現在まで60市108か所でパネル展が開催されたそうです

いずれも準備、集客、運営とすべて開催する現地の方が主催したとのこと

全国にいらっしゃる「被災地のためになにがしたい」との思いをお持ちの方が申し出てくださったのですね 

海外でも開催され、イタリアからは90通の励ましのメッセージも届いたそうです

そのメッセージは、番組内で何枚か読ませていただきました

Ustの録画でメッセージをご覧いただけますのでぜひご覧になって見てください


今後は、平面的な方法に加え、体験者のエピソードが語り継がれること、そして全国に求める支援の方法も変化していくことでしょう

正実さんが取り組んでいるパネル展や発行している写真集は、20世紀アーカイブ仙台の震災前の活動である

「仙台の昭和の風景を伝えることは仙台以外の日本全国の方々に共感を得る」

のと同じく

「震災の状況のみならず、生活の中の被災状況を伝えるものだから共感を得ることができる」

のだと正実さんは語ります 

残し続ける貴重な写真達が、次世代にどのように役に立つのか立たせるのか・・・それは私たちがバトンを渡す人たちにゆだねられるのかもしれませんね

 
佐藤さん、ありがとうございました。


さて、番組で応援中の「Nari In Kingston(ナリ イン キングストン)さんのCD」については、このブログ左上のバナーから、またはこの下のリンクからご覧いただけます。

「Life Is One Way 3.11 /Nari In Kingston(ナリ イン キングストン)7月1日リリース」


※5/4のUst中継の模様をご紹介します!
(こちらでは楽曲は鮮明にお聴きいただくことができません。ラジオにてお楽しみください^^)

Ustではラジオ収録の様子をまるごと押さえています。舞台裏の緊張感、NGなどもお楽しみいただけます^^



BGM: 小関佳宏・エスプリ音譜
Ustream配信: 見る聞く話す.net
パーソナリティ:㈱ジェルブとエスプリ代表 小濱裕美 /アシスタント:笹矢響子