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さいたま市西区
ちいさなアロマサロン*ゼラニウムガーデン*
オーナーセラピストの いそむらゆうこ です。
時々、植物や風景の写真を撮りにふらりと出かけたりしています。
昨日の朝は秋晴れに誘われて近所の公園に出かけました。朝日に光るススキでも撮れたらいいなぁ…と。
すると、思いがけない被写体に巡り合うことができました。
以前から撮ってみたいと思っていた、白い彼岸花です!
頻繁に訪れている近所の公園なのですが、彼岸花が咲いているのに遭遇したのは初めてでした。
晴れた日に植物の写真を撮りたい場合、朝の早い時間帯に出かけます。
陽がまだ低いうちの、横から射す光が植物の美しさを引き立ててくれるからです。
しばらく歩くと、今度は赤の彼岸花です。
秋のお彼岸の頃に咲くので「彼岸花」。「曼珠沙華」とも呼ばれます。
開き始め、まだ雄蕊が短いうちです。開ききった花とは随分雰囲気が違いますね!
横から射す朝日のキラキラを捉えてみました!
明日は秋分の日、お彼岸の中日です。
太陽が真東から昇り、真西に沈む日、そして、明日を境に、昼よりも夜の時間が長くなります。
日没時刻が早くなっていくこれからの時期、少し憂鬱な気分になる方がいらっしゃいますね。
(かく言う私もその一人なのですが…)
季節性情動障害の中で最も多い「冬季うつ」です。
メカニズムはまだはっきり解明されていないようですが、今のところ、
・体内時計をつかさどるメラトニンが、日照時間が短くなることで分泌のタイミングが遅れたり、分泌が過剰となるために体内時計が狂ってしまう。
・日光の刺激が減ることで神経伝達物質のセロトニンが減り、脳の活動が低下してしまう。
などが原因ではないかと考えられているようです。
このような、「病院に行くほどでもないけど、秋になるといまひとつ元気がでない」という方にぜひ試してみていただきたいのがセントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)のハーブティです。
セントジョーンズワートは1996年に発表された研究で抗うつ作用が確認され、一躍有名になりました。
夏至の頃に明るい黄色の花を付けるハーブで、聖ヨハネの祭りの飾りつけに使われたことからこの名が付いたと言われています。
夏至の日(聖ヨハネの日)に収穫すると最も治癒力が高いといわれています。
カモミール・ジャーマンやレモンバーム、レモンバーベナなどとのブレンドが飲みやすく、また気分を明るく穏やかに導くことが期待できます。
お近くのハーブショップ等で手に入れられるハーブですので、ちょっと気分が落ち込みやすい時などに試してみてくださいね!
なお、セントジョーンズワートには併用に注意が必要な医薬品があります。
抗HIV薬、強心薬、免疫抑制薬、気管支拡張薬、血液凝固防止薬、経口避妊薬などを服用中の方は、医師にご相談ください。
また、慢性のうつ病の方には使用できないという説もあるようですので、慢性のうつ病の方は必ず主治医と相談の上、主治医の指示に従ってくださいね。