4月21日

 朝のミーティングで突然、ジオスが破産したと告げられる。
 NOVAを引き継いだジー社がジオスを引き継ぐことはわかったが、詳しい説明は何もなし。

 建物には張り紙が貼られ、今日は授業ももちろん無い。

 TV局や新聞社から人が来るので、スタッフはオフィスから退去するよう指示がある。
 午後にまたミーティングがあるので全員出席せよとのこと。

 午後のミーティング。日本語の書類を渡されるが何を書いてあるかわからない。
 ミーティングの9割は日本語での説明。ジー社のスタッフから5分ほど英語での説明があるが、上から目線の態度に外国人講師たちは憤然とする。

 「(未払い分の給与は)私達の問題ではない。あなた達とジオスとの問題(なので、ジー社からは出ない)」

 今月末に支払われる予定だった、先月から今月にかけての給与は受け取れないという。

 質問は山ほどあるが、答えられる人がいない。誰に聞いても、答えは「わからない」。
 4月20日

 通常通り仕事。疲れ果てて帰宅。
 明日は緊急ミーティングがあるので普段より早く出社しなければならない。

 緊急ミーティングだというので、他の外国人講師が不安になって電話してきた。

 「ジオスは大きな会社、そうそう潰れるとは思えないし、潰れたらその時はその時だ、今はリラックスしていたらいい」と返した。