月曜日お疲れ様でした!

火曜日お疲れ様でした!

 

 

自分は遂に…今年度の健康診断に駆け込んできました。

毎年この時期に受けています。

 

 

自分は月曜日休みなんです。

平日の休みってなかなか便利です。

市場も開くしね!

でも、先週の月曜日は祝日で休場だったじゃあないですかぁ?

月曜には板に張り付いてちょろっとトレードするのが楽しみになってて…。

でもできなかったんよね。

休場で。

 

そして今週は健康診断…。

健康診断の受付時間は9:30…。

 

わかります?

この文脈。

 

つまり、前場が開けてから30分後に健康診断の受付なので、

「あわよくばデイトレできるんじゃねえか?!」って勢いで行きました。

 

ただねぇ…先週金曜日に自分が注視している主に半導体関連銘柄は上げてたので、

「さすがに下がるだろうな~…」と警戒もしてまして…

実際蓋を開けてみると下げ下げムード。

 

信用売りで儲けよう!とは考えてなかったし…。

自分が注目している銘柄の中ではデイトレ日和でもないかな…と何となく思ってました。

病院も毎年同じところに行ってるんだけど、

なんか建物変わってるわ法人名も変わってるわ色々リニューアルしてて…。

 

「ほ~どれどれ…どんな作りしてるのかな…?」

 

「おやおや今風のシックなデザイン…」

 

「おお…床にガイド(→検査室とか)書いてるんじゃなくて、

天井から投影してるわ…かっこいい…」

 

「昭和の病院から令和の病院になっとるわ…」

 

 

なんて注意はそっちにそれてたのでデイトレも諦めました。

9時15分…健診の受付をし、座り、スマホを開き、SBIの株アプリを開き…

欲しい銘柄のチャートを開き

「あぁ…下がってきてるわ…」と指をくわえて…

指をくわえて…「あ、上がってきた?!のれるんじゃね?!」

勢いで買うっていうね。

結局買いましたよ。

安心してください。まだ衝動は制御できてませんよ?

 

 

 

あれ…?

 

横では次々と呼ばれる健診受診者さんたち。

 

「〇〇さ~ん、ご案内しますねー」

 

飯を食べてない低血糖な頭でボーっと…辺りを見回し。

呼ばれ、機械で血圧計を測るように言われたので血圧を測定。

提出してまた待つ…。

 

「××さ~ん、××△さんですね~」

 

(ん~…?なんかあの事務スタッフさん、Iさん(元同僚)に似てるな。

髪型全然違うけど、目元は確かあんな感じだし、

声もこんな声じゃなかったっけ?)

 

(でもぶら下げてる名札の名前はKさん…

そういや結婚して苗字Kになってなかったっけ?)

 

思わず、過去の仕事のメールを開いて検索すると確かに、

Kさんになったことがわかるメールが。

 

ほぼ確信するも、いまいち自信がもてない微妙な心境。

そして実際どうなのか…気になる…。

 

 

白いあいつ

 

そのKさんにその他2人と一緒に名前を呼ばれ…。

どうやらレントゲン室に案内してくれると。

エレベーターに一緒に乗り…

横に立つKさんをガン見する…。

完全にセクハラなんじゃないかという構図を描きながらも、

Kさんは知ってかしらずかこちらも見ず、

まっすぐ前方のエレベーターの扉をみてるばかり。

 

 

エレベーターを降りてKさんが案内をしてくれる。

Kさん「〇〇したら、今度は××に行ってください。

両方終わったら、また受付にこちらを出してください。」

 

 

俺「…えーっと、もう一回いいですか?」

(あかん、全然説明が頭に入ってこない!)

 

 

笑顔で

Kさん「〇〇して、終わったら××に行って、それから受付にまた戻ってきてください。」

俺「んー…わかりました。」

 

 

うーん…なんも言ってこないな~…。

違うのかな~…なんて…やってるうちに来ましたよ。

今年も。

真っ白いあいつが。

いやあいつらが…?

炭酸ガスとバリウムが…。

 

来たな…。

1年に1度、相まみえる難敵…。

シュワシュワパウダーに、

トロトロサクサクバリウムー(噛むとなんかサクサクしない?)。

 

検査技師「はい、舌の上に炭酸ガスをのっけて、

バリウムで飲み込んでくださーい。」

 

(畜生…!簡単に言ってくれるじゃねえか!

舌の上にのっけた瞬間にもうシュワシュワ言い始めて

飲み込みづらいんだよう!)

 

(ええい!なむさん!)

(うぐ…!げふ…!ゲップ出ちゃう…(´;ω;`))

 

さらにトロトロサクサク飲んで?飲み切って…?

機械の上でグルングルンして?

 

 

来ました今年も…。

追加の炭酸ガスとバリウムが…!

だって出ちゃうんだもん。

ゲップ…。

出るでしょ?生理現象なんだから…。

 

検査技師「むせないように」

 

 

(わかっとるわーい!)

 

シュワシュワシュワ…

 

(やべ!口の中で泡が膨らんで…

でええい、もう逝くしかない!

ウグッ やばい…!)

 

 

ついにそのときが

 

はい。

受付に戻ってまたKさんに呼ばれました。

今度は身長やら体重やら測定してくれるそうです。

 

元々仕事するうえでも慎重なタイプだという自覚はあるんですが、

投資を始めてから、よりリスクを意識するようになっていました。

 

事務の仕事をするときは直線的な計画・思考をしてました。

「こうなったらまずいから、そうならないようにこうしよう」

いわば問題のある状況を迂回するように思考してました。

 

臨床の仕事は前に進まないといけない状況が多々あるので、

最初からどっちに転んでもいいように先に考えておきます。

「こうなったらどうする?ああなったらどうする?」

先に模索しておきます。

分岐的な計画・思考ですね。

 

個別株を始めて、よりそのような分岐的に考えを巡らせる必要が多くなり、

精錬されたその予測力は一つの可能性を導き出します。

 

「もし違ったら、事務スタッフをナンパしようとしているおじさんに見えるんじゃね?」

 

上等だよ。

 

 

Kさん「じゃあ、こちらに荷物を置いていただいて…。」

 

俺「扉はしめなくて大丈夫ですか?」

 

Kさん「あ、〇〇さん(俺)はしめておきたいですか?

聴覚の検査のときにはしめようと思ってたんですけど。」

 

俺「いや、大丈夫です。

…えーと、どちらかでお会いしたことが…?」

 

 

するとKさんは笑いだして

Kさん「私も気づいてたんですよ!でも長くなるじゃないですか?」

 

 

やっぱりそうだったーーーー!

 

 

Kさん「〇〇さん(俺)も全然変わらないですね。」

 

俺「そう?髪は薄くなったよ?」

 

ちょっと間。

そしてKさんは俺の頭部を一瞥して

「あっはは」

 

(フォローはねえんか。まあ君なら許す…)

 

 

どこら辺に住んでるとか、いつもここの病院で健診を受けてるとかそんな話をして。

 

 

Kさん「じゃあ私休憩に行ってくるんで。また1年後に。」

 

俺「うん、お疲れ様。」

 

 

特段仲の良かった同僚じゃあありません。

っていうか、勤務地かぶること少なかったし。

ただ、仕事終わりの夜の喫煙所で一緒になったことがあって、

やれ、辛いラーメンが好きだの、それで下痢になっただの、

変態なんじゃないかと思うようなエピソードを聞かされてました。

 

そんなくらいの間柄です。

 

でも、なんか良かったですね。

Kさんはキャラクターがちょっと変態のギャルみたいなところがあるんよね。

感情はそんなに包み隠さず、だるいなら「だるーい」っていってたし。

うちの職場じゃどちらかというと仕切るような立場になって仕事してたんですけど、

そのKさんが別の医療機関で先輩の言うことを素直に「はい!」と返事して。

良い子ちゃんのように受診者を呼んで案内に奔走している姿をみました。

「健気だな…」と思ったのかな?

 

健診の終え際にはその先輩方に「Kさんをよろしくお願いします」

なんて挨拶したい気持ちもわいたけど、

「逆に迷惑か…」と思い直してそのまま出てきました…。

 

ちょうど自分も転職を考えてるところだったので、

なんか不思議な縁だよね。

 

そんで「俺も頑張んないとな」と思いました。