一人で飲むのは切ないからと、似たような人の隣に座る、知らないどうしの背比べ
で自分の話にもらい泣き、飲んでちょうだいなグッとまだ泣きたらないなと。一人じゃ寂しい路地裏の店、暖簾が揺れたわ気のせいかと知らないどうしが頷く、誰にもあるよと慰めた。やめてちょうだいな夢を捨てたわけでもなく、あれから何年待たせる人に、届いちゃダメよと心も飲んで、今夜のあんたに身の上をわかってもらえりゃ 嬉しくて、注いでちょうだい、夜はまだまだ続くから、飲んでちょうだいなグッと まだ泣きたらないから…