さいたまは朝の七時過ぎ。
世間は仕事始めなのだろうけれど、私はもう一日お休みです。
すみません。
昔々、まだ若くてモトクロスなんぞをやっていた頃、型落ちのCR125(本田さんが出していたモトクロスに使う競技用のバイク)のクランクケースカヴァーが割れてしまいました。
CR125はレーサーなので毎年モデルチェンジがなされますし、型落ちモトクロッサーではレースに勝てないので、多くのライダーが一年か二年でバイクを乗換えてしまいます。
サンデーモトクロッサーの私のバイクは 3年ほどの型落ちで、クランクケースカヴァーが割れていたら走れないので、何の気はなしに本田さんに発注しました。
いつになっても部品が届かないので、変だなぁ、と思っていたのだけれど、確か一ヵ月半くらいかかったかな、砂型から起こした起こしたクランクケースカヴァーが届きました。
砂型、と言うのは、鋳物のパーツを作るときに、模型から砂に型を写して、できた砂型に金属を流し込んで鋳物のパーツが出来上がる、という、ちょっと面倒な方法で、試作品なんかを作るときに使われる方法で、一つの砂型から一つのパーツしか作れません。
そんな面倒な方法で作られたパーツが届いたのは、たぶんクランクケースカヴァーの在庫がなくなってしまっていたんでしょう。
砂型で作られた部品は表面に砂の模様が残っているのですぐにわかります。
そんな面倒な方法で作ってくれた部品ですが、値段は普通に量産されたときのパーツと同じ値段でした。
クランクケースカヴァーだけワークスマシン(メーカーがレースに勝つために作る試作バイクでだいたいが特注の部品で作られている)みたいな砂型で、かっこいいなぁ、と思ったものです。
先日、とあるメーカー(特に名を秘す)の古いアンプが壊れたので修理に出したら、部品がない、と修理を断られてしまいました。
修理窓口のおじさん(たぶんアンプのメーカーOB)とお話をして、内緒ですが(窓口がこういうことを言ってはいけないらしい)これはリレーが逝っているだけだからどこかでリレーを調達して交換すれば治るかもしれません、と話してくれました。
ただのスイッチ部分なので、外見さえ気にしなければトグルスイッチでも何でもかまわないわけなんですが、アドバイスはありがたかったです。
今はコンピュータにしろ家電製品にしろ、故障が起きるとだいたいが基板交換などのアッセンブリ交換で済ましてしまいます。
修理に技術なんていらない。
ダイアグノーシスのルーチンをチェックしてマニュアルにしたがってパーツを交換するだけ。(いったいどこの国の言葉だ@_@)
先日、BDレコーダを修理に出したのですが、修理内容を見るとシャーシの中身をほとんど交換しておりました。
だったら修理じゃなくて交換でも同じなんじゃないかな。
でも、国内の技術者が組み上げているわけなので、ちょっと安心ですけど。
メーカーとしてもこの状況を是としてそう指導いるわけですが、これじゃぁ技術者も育たないし、実際のところどうなんでしょうね。
やっぱり電気製品の修理は半田ごてを持ってやらないといけないと思うのですが、そういうことのできる技術者はどんどんと減っているようです。
これでいいのかなぁ、と思ってしまいます。
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そんなわけで、今日も休みなのですが、しばらく実家に帰っていたので部屋がぐちゃぐちゃ。
部屋の片付けです。
あ、原稿も書かなくっちゃ。:-P
そんなわけで、今日も一日ガンバロー。
