少年ジャンプフォーマット。
ワンピースやらドラゴンボールやらるろうに剣心やら、フォーマットが皆同じ。
仲間がいて、敵がいて、必殺技があって、強敵が出てきて、新しい必殺技を考えて、必殺技のエスカレーション。
敵との友情。
新しい強敵の出現。
力を合わせて強敵を倒す。
まぁ、多くの人が当然のこととして気がついていると思いますけれどね。
ではなんで同じ物語が繰り返し売れるのかなぁ?
きっとみんなこういう話が好きなんでしょうね。
仲間が力を合わせて一つのことを成し遂げる。
死力を尽くして戦った後で生まれる敵との友情。
勧善懲悪。
そういう点ではスポコン漫画、巨人の星やらタイガーマスクも同じフォーマットに分類できそうです。
アメリカにエドガー・ライス・バロウズという作家がいて、ターザンやらペルシダー、火星のプリンセスなど書かれた作家さんです。
火星のプリンセスは最近映画化されましたね。(ジョン・カーター)
(創元推理文庫版の新版では何故武部画伯のカヴァー絵をやめてしまったのでしょう?)
この方のフォーマットも同じ。
筋骨隆々の英雄と、絶世の美女、対立する悪。
悪が美女を奪って、英雄が取り戻す。
ドラゴン、ソード、ナイト、プリンセスのフォーマットです。
翻訳されている作品はだいたい読んだのですが、いずれもほぼ同じストーリィです。
文学の研究をされている同級生が言っていたのですが、
シェークスピアはイタリア文学を真似て、イタリア文学はギリシャ文学に行き着く。
今の物語のフォーマットはギリシャ時代にだいがい完成されている。
つまりいろいろな作家さんが同じフォーマットを表現を変え、状況を変え、描いている。
宝を悪者が奪って、それを正義の味方が追いかけるトレジャー・チェイシングとか。
そこで大切なのは、演出であり、文体であり、漫画なら絵であり、その他の表現手法であったりします。
村上春樹氏いわく、作家に必要なのは一に文体、二に体力。
作品は表現力が命のようです。
まぁ、だからなんだということはないんですけれどね。
わかっていることですから。
ただ、手を替え品を替えのワンパターンの物語は繰り返し楽しまれています。
先が読めるので安心ですからね。
ここでNHK朝ドラの梅ちゃん先生。
紋切り型の展開と、わざとらしい無意味なコント、余分なセリフ、学芸会レベルの目を背けたくなる演出で、物語に携わる人々からは無茶苦茶な評価を受けていますが、嘘かまことか一般の視聴率はよいらしい。
これもワンパターンで先が読める展開が好まれる例なのかもしれない。
などと言うことをつらつらと考えました。
だからなんだというわけではないんですけれどね。
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シジン
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