このCNNの記事に代表されるように海外では福島原発は危険な状態のままであると評価している。
大量の核燃料が、管理もされずに放置されたままなのですから当然です。
広島に投下された原爆に搭載されたウランの 3000倍の核燃料。
広島で爆発したウランの13万倍の核燃料。
それがそのまま放置されている。
野田政権は意味不明の自己満足発表を行って、またまた国際評価を下げたようで困ったものです。
普通に教育を受けた人だったら、今の原発の状況がどのようになっているかを理解することはできる。
核燃料はがれきの山に埋もれて全く管理されずに放置され、あまつさえ自身の放出する原子の熱で地下に浸透し続けていて、放射性物質をどんどん垂れ流し続けている。
これを、冷温停止状態、と呼べるのだろうか?
ただ、がれきの山にたまった水の温度が100℃を切った状態が続いているだけ。
だれも核燃料の実際の温度を測定したわけではない。
屋上屋を重ねる。
仮定の上に仮定を重ねて出した結論。
科学的には何も説明していない。
この宣言には全く意味がない。
ただのセレモニー。
いったい何のためにこんな宣言、セレモニーを行う必要がある。
廃炉への道筋は?
汚染土壌、焼却灰をはじめとした放射能汚染物質の処分方法は?
避難している人々等々への補償は?
だいたいまだ原子炉の実際の状況確認さえできていない。
課題はまだまだ山積している。
ほとんど何もできていない。
それでもってこのセレモニー。
いったい何の意味がある?
だいたい放射性物資の汚染や生体濃縮やらのデータはきちんととっているのだろうか?
道はまだ遠い。
原発の事故現場で必死に事態の収拾にあたっている人たちにはとても申し訳ないけれど、政府も東電現実を全く見ないで適当に決めたスケジュールを守ることだけを考えているようです。
現状や中身なんてどうでもいいみたい。
ここでもやはり後藤隊長の言葉を思い出します。
戦線から遠退くと楽観主義が現実に取って代る。そして最高意志決定の場では、現実なるものはしばしば存在しない。戦争に負けている時は特にそうだ
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