原発は危険。
(正確には原発を管理する基準やルールを決めた人間が危険だったわけだけれど)
災害が起きた時に放射性物質を完全に閉じ込めることはできない。
だから原発反対。
それはわかる。
今回の統一地方選挙での立候補者の訴え。
脱原発はいいけれど、太陽光発電で代替するって………?????
いったいどれだけの面積がいるんだろう?
きちんと計算したのかな?
(静止衛星で発電して地上へはマイクロウェーブで送電する、と言うのはなしです)
仮に原発一基が100万kWだとして、太陽光発電が理想状態で 1kW/平方メートル。
もちろん、こんな状態を維持することはできない。
そのベストの条件でも 1km四方の太陽電池が必要になる。
これを 24時間、昼も夜も雨も嵐も踏み越えて、となると、これの100倍の面積が必要だと仮定すると10km四方の太陽電池パネルが必要になる。
すぐにでもできる計算です。
さてさて用地の確保はどうなるのだろう?
神奈川県だったら相模湾に浮かべるのかな?
さらに太陽光発電は陽光に左右される安定しない発電です。
夜やら雨やらの発電できないときのために大電力をどこかに貯める技術が必要になるけれど、これは長い間ずっと研究が続けられているのにいまだブレイクスルーの出てこないハードルの高い技術で、未だに展望が全然見えていない。
すぐに使えるのは揚水発電くらいでしょうか? 規模は小さいですが。
さてさて、今回の選挙で脱原発、太陽光発電へのシフトを政策に掲げた候補者はこういうことを理解して有権者に訴えていたのでしょうか?
などと考える。
もしわかっていないで脱原発、太陽光発電へのシフトを訴えているのなら、とんでもなく無知で無責任な候補者、と言うことになるのだけれど。
風力発電は太陽光発電よりも不安定な発電になります。
スマートグリッドをうまく使ったとしても太陽光発電や風力発電だけでは原発の代替にはならないでしょう。
ではどうしよう?
はっきりとした結論、方向性はまだ見えていません。
そうして今までは安易に原発だけに頼っていたわけです。
(しかも電力会社はオール電化を宣伝していたのだからねぇ)
今回の原発事故でもそうだけれど、政府、政治家、役人には科学技術系のブレインが必要です。
今でもそういった人たちはいるのかもしれないけれど、全く機能していないように見えます。
(これもゆとり教育のツケでしょうか?)
もし今すぐに脱原発を実現するのなら、石原都知事の言われたように、我欲を捨ててつつましい生活を送る、ことに尽きると思います。
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シジン