二馬力のアニメ とか | シジンの日記

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つれづれなるままに、心にうつりゆくよしなしことを、だらだらと書かせていただいてます。

僕のリハビリ担当の方はずいぶんと若くて、たぶん親子ほど歳が違う。
彼女の御両親は映画好きということで、子供の頃からずいぶんといろいろな映画を観に行ったらしい。
そうして、彼女も"トトロ"と"火垂る"を劇場に観に行って失敗した組とのこと。
二馬力というのはクラリスが運転していたピンクのシトロエン2CVの出力ではなくて、この映画を作ったプロダクションのことだ。

「となりのトトロ」と「火垂るの墓」は公開時には同時上映だった。
どちらもとてもよくできている。
が、映画の性格はまったく違う。
楽しい子供映画と、大人のための悲惨な反戦映画。
「火垂るの墓」→「となりのトトロ」と観ることができた人間は幸福な気持ちで劇場を後にできる。
「となりのトトロ」→「火垂るの墓」と観てしまった人間は暗い気持ちで劇場を後にする。
彼女は運悪く後者だったそうだ。
私の友人も後者で、だからトトロの話をすると妙に不機嫌になった。
もちろん「火垂るの墓」は名作で、特に美術のできばえはすばらしくて戦争を経験した画家もびっくりしたそうだ。
私も映画を観て感動してから原作の「火垂るの墓」を読んで野坂昭如の見事な文体にに改めてびっくりしたりしました。
ただトトロと同時に公開するには内容がかなり暗かったのがいけなかったのでしょう。
(同じような失敗は金子ゴジラ(大人向け)+ハム太郎(子供向け)でもあって、配給会社はいったい何を考えているのかさっぱりわからない)

ところで宮崎アニメの人気の双璧はやっぱり「となりのトトロ」と「天空の城ラピュタ」らしい。
リハビリ担当の彼女は"トトロ"が好きだけれど御両親は"ラピュタ"ファンなのだとか。
僕は冒険活劇の"ラピュタ"が好きです。
"トトロ"は何故かあまり好きではない。
たぶん子供に媚びたようなストーリィ、展開が苦手なのだと思う。
無理に作っているような作為のようなものを感じてしまう。
もちろんよくできた映画だとは思います。
もともと"トトロ"は"もののけ姫"と合体したようなイメージボード(もののけはオオカミではなくてトトロ)がありました。
「犬夜叉」か「どろろ」にありそうなプロットです。(犬夜叉はずいぶんと後出ですが)
あのまま映画化されたらどうなったでしょう?
面白い冒険活劇になっていたかもしれません。
こちらも観てみたかったと思います。

# 「シュナの旅」は映像にならないのかな?
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シジン


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