休みの日の朝 | シジンの日記

シジンの日記

つれづれなるままに、心にうつりゆくよしなしことを、だらだらと書かせていただいてます。

せっかくの久しぶりの休みなのに天気が悪い。
それでも雨は降っていないので僕は少し散歩に出ることにした。
早春、と言うにはまだまだ早いこの季節、朝の空気は冷たい。
それでも伊豆の方では河津桜が花開き始めていると聞いている。
春はだんだんと近づいてくる。

近所の児童公園はまだ冬景色だ。
最近の子供はなかなか外では遊ばないと聞いているけれど、この公演ではときどき子供がボールを蹴って遊んだりしている。
よいことだと思う。
子供は外で遊ぶべきだ。ピース。

公園を過ぎて左に折れると右側が雑木林、というか篠竹が生い茂った藪を右に見ながら少し上る高速道路を下に見る陸橋がある。
この陸橋の手前から、枯れ草を分けるように里を望むと僕の住む街が一望にできる。
僕はこの景色が好きだ。
一軒家とマンション、農地と宅地、雑木に覆われた小山が混在している。
もう里山とは呼べないけれど、まだ自然と人の営みが共存している風景。
都会の近くなのにこのような風景がまだ残っている。
できればこのままこの景色が続けばいいと思うけれど、なかなかそうもいかないらしい。
開発は徐々に進み、農地や木々に覆われた山は次第に姿を消して、つまらないただの宅地へと変貌している。
このあたりで野生の狸を見かけなくなってからもう20年くらいになる。
とても残念だと思う。
僕の借りている部屋の周りからもずいぶんと自然が失われてしまった。

そろそろところ替えの季節かな。
新しい仕事を探さないといけないな。

時期が近づいてきていることが感じられる。

瀟洒なマンションの先に流れる川に向かって僕は丘を後にした。
--
シジン