人間という動物、年とったら動くのが億劫になり老化が進んでしまう。私は朝からひと汗かいて風呂に入るのが日課である。食べるものは殆どすべて自分で作る。朝飯は牛肉と卵の炒飯、昼はタイビーフンと白木耳と野菜のスープビーフン、夜はたっぷりの大葉と茗荷の冷奴にカプレーゼ、胡瓜もみと丘鹿尾菜の胡麻和えに鮮魚など。

 

今朝は軽い目の朝練にしようと160ワットの運動量、ペダルの回転数で79~81で30分経過の時点で345キロカロリー、それから少しだけペースを上げて50分で582キロカロリー消費。脈拍数は上がって125なのでスローな朝練。

朝練のお供は今でこそ有名人になったブロンフマンのプロコフィエフ全集からソナタの第5番から第7番の第1楽章途中まで。顔写真入りのジャケットはデビューからかなり経ってからソナタとコンチェルトの2つのアルバムを統合して作り直されたものである。発売当初はイラストだけのジャケットで主なタイトルは「プロコフィエフピアノソナタ全集」演奏者についての説明は殆ど無かったように思う。

 

閑話休題、先日とある醸造家の人と一緒にワインを飲んだのだが、まず最初に飲まされたワインでその醸造家の意識の低さを悟ってしまった。こんな酸の強いワインを飲めというのか? 日頃どんなワインを飲んでいるのか、訝しく思った。

ワインという飲み物、熟成して美味しくなってから飲むのが私の考え方であり、熟成途上のきつすぎる酸のワインを飲んでもらいたいとは思わない。

 

またワインの色に関しても全く醸造家の意見を受け入れられない。単なるブラン・ドゥ・ノワールを「ロゼ」であると主張するのである。フランスのワイン法の場合色に関する規定は曖昧だがソムリエ諸氏は色を重視するからロゼと云われても絶対ロゼでは無いと突っ返されるのが当たり前。私が見てもロゼでは無いと断言する。