毎年初夏の愉しみとして美山のこのお店に鮎の天麩羅を食べに行くことにしている。水曜定休なので今日あたりが今年の初鮎天登場かと思いきや、残念ながら今年は未発売とのこと。仕方なく盛蕎麦を。

何もこれといった説明は無いが自家農園で栽培した蕎麦を自家製粉している。100%蕎麦の十割蕎麦即ちグルテンフリーである。添えられるのは摺りたて生山葵と九条葱の小口切り。葱一つにもこだわりがあるのが嬉しい。量はちょっと少なめだが大盛りは注文受けていない。お値段 870円は極めて妥当であるというかお安い。

出来ればあと10%のボリュームアップしてもらえると有難い。蕎麦湯は共に供されるので慌てて食べないとぬるくなってしまうのでご注意。

鮎天がまだ始まっていなかったので、さらに足を延ばしてまるやへ。注文してから出てくるまで30分はかかる鮎の塩焼き。まあ食堂なので料理屋のような焼き加減は期待できないが、泳ぎの美山川の天然鮎を串打ちして焼いてくれるのは有り難い。

一尾 1,265円と中途半端な値段設定で2尾頼むと 2,530円なり。

今の時期は頭から尻尾まで全部食べられる。

ちょっと焼き過ぎだが十分満足できる美山川の天然鮎、今日は運よく食べられたが毎年何回かは断られるので前々日までに要予約である。