超久し振りのワイン付き食事、外食である。聞けばここのシェフは元アルチェントロの本窪田シェフの仲間とか、信頼できそうな感じの人だ。

殆どと云うか他の全員はすべてペアリングのワインを頼んだが、私はリストから2本を選択。開けるときにかなりしかめっ面をするソムリエールさん、ならばもっと開けやすい抜栓器を使えばいいと云いたいところだが、初対面なので止めておこう。

「十皿」とはその名の通り皿数10のお料理が供されるわけだ。初めは旬の鱧にゅうめん、鱧の骨から採った出汁も実に良い。花穂紫蘇に加えて鱧皮の唐揚げを砕いたものも添えられ、鱧の旨いところ100パーセント発揮している。

海苔のおこわに由良の赤海胆に木の芽を添える。これまた優れた一皿である。

天然ヒラメのカルパッチョに山葵のジュレ。昆布締めされた平目を使ったもので、複雑な味を愉しませてくれる。

蒸し鮑と金時草の冷たいスープ、きっちりと鮑の肝も入って納得の味わい。

小振りながら車海老を使ったフリット。

松茸のペペロンチーノ、これは早速パクらせて頂きたい。

甘鯛の鱗焼きに冬瓜のピューレが嬉しい。

メインは何と神戸ビーフ、藁を使った燻焼きで太いオクラに甘い玉葱が添えられ、黒トリュフが削りかけられる。

御飯は土鍋炊き込みご飯で具材は鰻と万願寺唐辛子。

お代わりも可能である。

デザートはデラウエアに巨峰のジェラート。

季節感あふれる10皿のお料理、どれも全て滞りなく出てくるのが有難い。

締めのエスプレッソはダブルで。

ワインはリストから選んだアルザスのリースリングと

チェルバイオーナという V.D.T. 手頃で美味しい料理屋さん、しばらくはこのお値段なら通いたいお店である。

北新地の御堂筋を挟んだ東側、最寄りの駅は淀屋橋。