ワイン大学第400回最後にちょっとトラブルがありましたが、何とか無事終了しました。



先ずは祝い八寸です。 一盛で2人前という豪華版、祝鯛二見焼きは塩焼きと幽庵焼き。 酢どり茗荷 酢橘 花豆蜜煮が添えられます。


金の天塩皿に自家製からすみを載せた赤飯のおにぎり。

グラスには毛蟹酢 もみ胡瓜。別皿に鯛煮凝り、丸十栂尾煮、紫ずきん枝豆、火取畳鰯に 松葉さしモッツァレラ味噌漬けと盛りだくさんの内容。



一人前に盛り付け直ししてもこのボリュームです。



煮物椀の登場です。



祝椀として 扇面車海老に 湯葉糝薯、松茸に鞘隠元をあしらいへぎ柚子で留めてあります。御出汁の塩梅も最高。



お造りは天然の九絵に九絵の肝添え、本鮪の中トロに剣先烏賊、そして牡丹海老とこれまた豪華絢爛。胡瓜けん 大葉 つる紫 菊花 山葵が添えられます。



お供は胡麻油に天然塩、檸檬塩、そして刺身醤油と好みに応じて使えます。烏賊と胡麻油塩の相性は出色です。



おまけが出てきました、新物菊子です。



メインとなるお皿は甘鯛唐揚げに4種類の茸餡、揚げ銀杏をあしらい白髪葱天盛。きのこは香茸に平茸、占地に舞茸と4種類。実に薫り高い逸品でボリュームもたっぷり。



珍味として炙り燻製鰻に山葵が添えられ、グラスには 焼青唐豆腐よう和えに飛びっ子をトッピング。



さらに炊合かわりとして、テール玉じめ、簡単に申せば牛テールの茶碗蒸しで中には粟麸と焼白葱が入っていて浅葱と黒胡椒で仕上げてあります。



釜飯も2種類、まずは松茸御飯ですが贅沢にも栗が入っています。栗松茸飯、昔うちの母がよく作ってくれた味を再現して頂きました。



先ずは1杯目。栗もたくさん入ってます。



そして鯛めし。煎りたての胡麻がたっぷり。



鯛めしも1杯頂いた後に栗松茸飯のお代わりを、この日ばかりは糖質無制限なり。



止め椀。



旬のフルーツはどれも厳選されており特に梨のゼリーが秀逸なる食感です。



リクエストさせて頂いた栗渋皮煮。



風変わりなピスタチオぷりん 黒蜜もなかなか乙なお味。



百花密アイスクリームで悉く終了と相成りました。



トラブルはこのワイン也。メインとなるべき赤ワインの3本のうち1本がブショネ。


数年前も12本のうち半数近くがブショネでした。ドメーヌ・デ・ヴァロワイユ、もううちのワイン会では使いません。イタリアのソアーヴェ、サン・アントニオだったかなあの生産者も使いません。


来月は天満橋、新しく店名を「The Blue」とされたフレンチにて開催しますが既に満席を頂戴しております。12月はミナミの日本料理翠の大屋料理長にお願いしております。開催日は12月13日木曜の午後7時ですがお席はお問い合わせくださいませ。何卒宜しくお願い申し上げます。