大阪市内ではありません。なんばから泉北高速鉄道で光明池、そこから歩けば15分はかかるという辺鄙な場所なのです。ですが駅前からタクシーを利用すれば3分もかかりません。タクシーを降りて店の前に立つと辺りは静かそのもの。ところがドアを開けた瞬間喧騒に包まれます。12時40分過ぎなのに店内は満席、カウンターにも先客がお二人という盛況であります。

この店人気ナンバーワンのレディス・コースに私のおすすめ料理を追加して遅めのランチがスタート。

先ずは名物前菜の盛り合わせ。中央のバイ貝香料煮の左側はレモンスライスに載せた皮蛋、プチトマトのジュレ、カリフラワーの白ワイン漬、鶏のパテ?、鳴門金時の桂花陳酒風味、数の子の紹興酒付け、よこわのたたき山椒ソース、蜜漬け焼豚に金柑甘煮。どれも手間のかかった秀作です。

気仙沼の契約漁師から直送される鱶鰭のスープ。

水餃子に黒豆ソース、ブロッコリー添え。

天然大海老自家製バーベキューソース。野菜もふんだんに盛り込まれます。

特製酢豚は沖縄の島豚を使っていてとてもジューシー。

これは別にオーダーした一品料理で「渡り蟹入り煮込み焼きそば」。なんと渡り蟹の内子だけを低温調理したという特別料理です。麺はタリオリーニみたいな伊府麺、とにかく蟹の量が麺と同量ぐらいあるので蟹好きには堪らないお料理です。

レディスコースに戻り鮮魚がいっぱいの粥。

デザートは本日お休みのパティシェさんの作品ではありませんでしたが、十分納得のお味。杏仁豆腐、山査子のアイスクリームにライチーゼリー。

レディス・コースはオッサンでも注文できますのでご心配無用であります。

重金属汚染の心配のあるカニよりも地元の蟹を私は重んじたいと思います。インパクトある濃い味料理を好む人には向きませんが身体に優しい本格派中国料理ですので本来の意味での食通には好まれるはずであります。