今日はネットから初参加の方がお一人、なんと四国は高松からお越し頂きました。
そこそこ旨い魚は各地に色々あるでしょうけど、飛び切り旨い魚はそう何処にでもあるとは思えません。
メインとなる魚介類は3種類。
まずは先付けから始まります。
「のれそれ」は早春を代表する珍味でしょうか、ポン酢で頂きます。
口取りは蝦夷馬糞海胆、一寸豆、オランダ豆に氷頭膾とこごみ。
殻付きの海胆は小振りですが実に濃厚な甘さ。
氷頭は鮭の頭ですがゼリー状になっていて英ちゃん冨久鮓名物の一つ。
これがシャンパーニュと実に良く合います。
メインの食材の一つは「関鯖」。
光り輝く鯖の美しいことこの上なし!
ドーンと5切れも盛り付けられます。
食感はプリプリ、山葵醤油で頂きますが合わせるワインはカロン・セギュールの2007年。
サヴァ、トレ・ビアン!
煮物は白魚の柳川風、粉山椒。
焼き物は何だかお分かりでしょうか?
実は太刀魚なのです。
まるまると太った分厚い太刀魚はこの時期ならではの大物。
酢の物です。
赤貝と分葱のぬた(酢味噌和えのことで饅、沼田とも書きます)。
肝は別に焼いて登場します。
赤貝の肝好きには堪らない串焼きです^^
揚げ物は天麩羅でビッグサイズの公魚と河豚の白子という豪華版!
カラッと揚がっているのでいくらでも食べられます。
河豚の白子の天麩羅は病み付きになる味です。
そして鍋が登場し、こんなお皿が出てきました。
名残の牡蠣、それも殻付きの綺麗なもの。
頃合いを見計らって仲居さんが取り分けてくれます。
おすしは温かい蒸し寿司。
穴子、海老、椎茸、錦糸玉子に海苔が振られます。
果物はゴールデンパイン。
とても甘く、香りの高いトロピカルフルーツ。
来月3月は26日土曜日開催致します。