Saumur Rouge Autrefois... 2002 Domaine des Guyons


ワインの裏側表側 ソミュール・ルージュ・オートルフォワ、ヴィンテージは先日ご紹介した1年後の2002年です。外観で著しく異なるのはキャップシールの色、2001年は白っぽいものでしたが2002年は一転して黒っぽいものとなっています。

ソミュールやシノンなどあまり輸出では人気のないアペラシオンのワインの中には、現地のセラーで大切に熟成させられるものが結構あるはずです。

昔はブルゴーニュでも例えばルモワスネなどは飲み頃を迎えたワインを格安に提供してくれた時期もあったのですが、それも20年程前のお話となってしまいました。

さてソミュールに関するアペラシオンの規定はややこしいことを前回お話ししましたが、もう一つややこしいことにソミュール・シャンピニーの存在があります。

ソミュール・ルージュの範囲ソミュール・シャンピニーの範囲 を表す地図がありますが、ソミュールのコミューンはどちらのアペラシオンにも共通であります。

この2つのワインですが土壌が異なるため、かなりハッキリした違いがあるのですが地図上ではその範囲の違いが明確ではありませんね。

コミューン単位でしか表記出来ないのでしょうか、INAOに対しての不満の一つです。

さて遅くなりましたが開けてみましょう。


ワインの裏側表側
コルクはご覧の通りワインに触れた部分だけが真っ赤に染まっております。ヴィンテージ2002の印字があるのはお分かり頂けますでしょうか。


2001年には見られなかったのですが、ボトルの内側に澱がビッシリこびり付いています。ですが密着しているのでデカンタしなくても大丈夫なはずです。


グラスに注ぐと明らかに違うのはその色の濃さでしょうか。2001年よりはかなり濃い色を呈しており紫色の成分も含まれています。


香りはしばらくしてからの方が立ってきますがベリー系にダーク・チェリーと申し上げるとご理解頂けるはず。


口に含むとかなりしっかりとしたタンニンが残っています。果実味と綺麗な酸そしてしなやかなタンニンが程良く調和していると云って過言ではないでしょう。


若々しく元気、好みで申し上げますと2001年の少し枯れた感じも捨てがたいですけど・・・・。


信じられない価格で購入した和牛のフィレ肉、その形状から悪くてB-3番、色は浅く霜降りの加減から申し上げると4番と評価されるはず。


案の定肉質はかなりのもので塩胡椒だけして餅焼き網で炙り焼きに。付け合わせはグリーン・アスパラのボイルとレタス、そして原木椎茸の炙りだけ。


素朴なワインには素朴な調理法で十分。


これだけで極上ディナーと相成りました。