ワインの裏側表側 シャトー・ド・パランシェール・キュヴェ・ラファエル2005年ACボルドー・シュペリュールの赤ワインです。


これと同じワインについては以前こちら で取り上げましたが、約2年前のことでそのときのヴィンテージは2003年でありました。今回は今のところ21世紀最高のヴィンテージ2005年です。


先ずは生産者のHP をご覧下さい。


場所はHPに書いてある通りボルドーとベルジュラックの境界付近であり、決して恵まれた環境とは申し上げにくい地域でありますが、HPによるとこの辺りでは特異な地質構造で葡萄栽培に適しておりしかも斜面が多く水はけの良いところに葡萄畑が存在しているとのことです。


ワインの裏側表側 シャトーの敷地総面積153ヘクタールの内葡萄畑は63ヘクタールでその59ヘクタールが赤ワイン用葡萄品種が植えられ、白ワイン用の畑は僅か4ヘクタールとのことであります。


赤ワイン用の畑の構成はメルロー50%、カベソー40%、カベルネ・フラン9%にマルベック1%、白ワイン用はソーヴィニョン・ブラン70%、セミヨン20%にミュスカデル10%という割合です。


で、このキュヴェ・ラファエルに関して申し上げるとこのワイナリーの最上葡萄畑で採れた樹齢40年程のカベソー・メルローが半々で造られるとのことですが、このヴィンテージはカベソー60%、メルロー40%で造られたと裏ラベルに表示があります。


年産60,000~80,000本とのことですので結構大量に造られるワインであります。ワインの裏側表側 さて開けてみましょう。


キャップシールはアルミですが引き抜きタイプの高級品でコルクも昨日のものよりはマシな品質の長さ50ミリ、色付きもかなり濃いですね。


グラスに注ぐと大変濃い赤紫色を呈しています。


ティッシュ・ペーパーで瓶口付近を拭き取ると綺麗な紫色に染まります。2005年というのにまだまだ紫色の成分が強烈です。色から判断すると今飲むべきではありませんね。


香りはまだ閉じ気味でグラスを廻すと高級な樽、カシスのフレーバーなどが顕著であります。


口に含むと刺激的な酸こそ余り感じられませんがタンニンは強くまた甘さも結構感じられます。若干雑味が舌に残るのは機械による摘み取りのせいでしょうか?


しかし味的に申し上げると濃厚な果実味に未だ衰えないフルーティーなアロマ、綺麗な酸味がありタンニンも極めてきめ細かいので熟成により大化けする可能性を秘めていると私は判断致します。


ですが最低5年間の熟成を要するはずですので今すぐ飲んで納得するワインではないことだけ念のためご理解頂きたいと思います。