ワインの裏側表側 ドメーヌ・リュエのボージョレ・ロゼ・ヌーヴォー2007年


色はご覧の通りくすんではいないものの若干オレンジ系の成分が多いみたいです。ロゼと云っても色は生産者によってかなり違いますので一概に申し上げられませんが、私の好みはもう少しスカーレット系の方が有難い。


ボージョレ・ヌーヴォーの賞味期限に迫るシリーズの続きです。


裏ラベルにはノン・フィルターとありますが本当でしょうか? 普通ロゼはかなりきついフィルターを通すはずですけどね。


早速開けてみましょう。


コルクは色白の良質でヴィンテージの記載はありません。ラベルの記載に一部理解出来ないところがありますが生産者のHPはこちら 、樹齢50年というかなり年代物の葡萄樹から収穫される果実を使っていることが分かります。


グラスに注ぐと香りはかなり弱い目、グラスを廻すと仄かにベリー系の香りが立ってきました。

口に含むとかなり辛口、ところが喉を通ってからしばらくして舌の両サイドに苦みが残ります。


「むっ?」何なのでしょうね、この苦みは・・・・。フルーティーさも今ひとつですがなんだか気になる苦みであります。

ベリー系の香りが本来ならばもっと強いはずですが時間とともに弱くなったと考えるのが一般的でしょうか、甘酸のバランスは悪くないと思うのですが後口に残る苦みは余り快いものとは申し上げられません。


またこのワイン一切の澱がありません。一年以上保管されていたのですからノンフィルターのワインならそこそこ澱が発生しても然るべきではないでしょうか。


結論で申し上げるとこのヌーヴォー、赤よりも寿命は短い(当たり前と云われたらそれまでですけど)。 「ボージョレ・ロゼ・ヌーヴォーは赤よりも早く飲むべし」支持されるかどうか分かりませんが私なりの新たな定説です。


一般論ですが、飲食店などでもしヌーヴォーが売れ残ってしまったら、赤よりもロゼを先に処分されることをお勧めします。グラスワインなら悪くはないはずです。