新年あけましておめでとうございます。
新年早々ブログをサボってしまい申し訳ございません。
私に出来ることは何かと考えていると飲んだもの、食べたものの羅列をするより飲んだワインの価格に見合う価値があるかどうかを判断したり、飲み頃を推測したりする方が読み手にとって参考になると思い、そちらの方向に進みたいと考えます。
たまにはお店の紹介もしたいと思いますが基本的にお薦めできる店に限定して公開したいと思います。
お薦めできない店に関してはワイン大学定例会の場に置いてご報告申し上げたいと思います。お高い割に不味い店の情報はワイン大学会員登録頂けると個別にご案内できるかも知れません。
この機会にワイン大学会員登録をお薦め致します。会員登録など全て無料です。
人の好みは千差万別、誰も彼もが同じ店を高く評価するとはとても思えませんが、どういう訳か雑誌・ネットのランキングを気にする人が多いように思います。
他人が旨いと評価する店に行きたいと思うのであればそれは自分の舌に自信がない証左ではないか?
私は有名でなくても旨い店をこれからも模索したいと考えます。
ワインについても同じであります。これは1970年代からワインに親しんでいるからこそ申し上げられるわけで、昔はお高い有名ブランドをひっさげたワインを一通り飲んだことだけご理解頂きたいと思います。
さて年末に飲んだワインについての続きであります。
先ず輸入元の生産者についての説明をご覧下さい。
ヴェネト州の生産者共同組合の創立者であった、アントニオ・カスタニェーディ氏。1989年、かねてからこの地域のぶどう作りに精通していた氏が、現在のワイナリーを購入したときから「テヌータ・サンアントニオ」の歴史は始まりました。1990年から5年間は研究を重ね、1997年から販売、さらに1999年以降は新しい醸造所を造りそこでも醸造を行っています。所有する畑は、ヴァルポリチェッラに20ha、ソアーヴェに20ha。現在、2代目である4兄弟全員がそれぞれの分野でワイナリーを支えています。
彼らの栽培・醸造におけるこだわりは徹底しています。「畑の使い分け」「収穫」「アマローネの醸造技術の応用」「ブドウの陰干し」...と、数え上げればきりがないほど。古い慣習にとらわれない、新しいことへの挑戦は、彼らが父からワイナリーを引き継いだ時から始まりました。
長年組合で培われたノウハウと家族経営の強みを生かした素晴らしいクオリティのワインを造り出す彼らは、「ヴェネトの伝統を進化させた新しい造り手」として熱い注目を浴び、またたく間に「あまたの協同組合のブドウ作りの1つ」から「ヴェネト州のトップ・ワイナリー」にまで成長。近年ではイタリア国内はもとより、ドイツやスイスなど世界各国の市場でもその人気はぐんぐん高まってきています。
醸造のあちこちに生かされるアマローネの醸造法により、他にはない味わいが引き出された彼らのワインは、評価誌各誌でも連続して最高評価を獲得しています。
次に生産者のサイトはこちら
です。英語版もあるのでご理解しやすいかと考えますが、HPは閉鎖されることもあるので輸入元の説明で不足している部分を書き足したいと思います。コピーしますと
When the original head office at San Zeno became too small, a new cellar was built next to the ruins or an old courtyard on the top or a hill near San Briccio, among their own vineyards, The steep road that, winding among the hills, leads to the new cellar bears the name or the surrounding heights, the Monti Garbi, which is also the name or one or the company's Valpolicella Superiore wines.
The DOC (regulated place-name) has two labels: the Monte Garbi and the Bandina: the Monti Garbi is the famous Tenuta Sant’Antonio Superior Valpolicella Ripasso which comes from grapes pressed immediately after the vintage and a rifermentation on Amarone skins during January. It is then placed in French oak barrels for a 12 months aging period. Monti Garbi wine is pleasant and easy-going. To remember also the publication of its label in the “Guida al bere quotidiano 2004”, Slow Food editor with a good quality-price rate.
このワインに関する情報はこちら をご覧下さい。ポイントをコピーしますと
Production area: Municipality of Mezzane – Monti Garbi
Type of soil: sandy, muddy with a good deal of white calcareous
protrusions
Vineyard altitude: 300 m above sea level
Grapes: Corvina and Corvinone 70% - Rondinella 20% -
Croatina and Oseleta 10%
Age of vines: 20 years
Plant training system: guyot
Plant density: 8,000 vines per hectare
Yield: 100 quintals per hectare
Winemaking: at set temperatures for 8 days - Harvesting: handpicked
in crates - Pressing: soft with pneumopress
- Fermentation: alcoholic at set temperatures
with selected yeasts used in the Amarone
grapes - Ripasso: re-fermentation of the young
October Valpolicella on the Amarone remnants
already fermented in January - Malolactic: natural
in 500-litre tonneaux - Batonnage: once a month
until October - Stabilization: natural
Re nement: 15 - 16 months in 500-litre tonneaux, 30% of
which are new and 70% are one or two years old
Quantity produced: 150,000 bottles
Organoleptic analysis: Colour: ruby red - Bouquet: red fruit and cherry –
Taste: soft, enchanting with a spicy aftertaste
Alcohol: 13.80 % Vol.
Acidity: 5,6 g/l
Residual sugar: 6 g/l
結論を申し上げると税別2500円はまことにリーズナブル、噴いてしまったにもかかわらず全く酸化は感じられません。噴いてしまったからかも知れませんが刺激的なきつさはなく濃厚な果実味に、高いアルコールが嫌みに感じません。
複雑な香りと味は一本飲む内に微妙に変化しますが、飲み飽きするような重過ぎる味わいではありません。
噴いていない状態のよいモノは飲んでおりませんが既に飲み頃に達しているはずで果実味が濃い割に酸もしっかりありますので今から5年ほどは楽しむことが出来るはずです。
ただ気になるのは裏ラベルのロットナンバー「L01/08」とコルクのそれらしき番号「02-8」の表示が違うことであります。コルクと表示の違うラベルは常にコルクが優先することはお忘れ無く。
まだ市場に残っているので重厚なヴァルポリチェッラを飲んでみたい方はトライしてみても損はないでしょう。自家製のトマトソースのスパゲティーにイベリコ・ベジョータのタンの煮込みとは非常によく合いました。