ワインの裏側表側 アペラシオンの規定から申し上げると裏ラベルが正式なエチケットとなりますがそれを見ると、シャトーの所在地については「ポーイヤックとマルゴーの中間にある」と云う表現を用いております。

なるほどその通りなのですけどシャトーの経営者たる者、キュサック・フォール・メドックというコミューンの名前に誇りを持って臨んで頂きたいと思います。シャトーのサイトはこちら ですが現在制作中とのこと。去年は見ることが出来たのですがね・・・。

このワインについては去年の12月こちら でご紹介申し上げ「ガッカリした」ことを申し上げましたがリリース直後とセラーに1年置いた今回とどのように変化しているのでしょうか?

まずは抜栓してみましょう。

キャップシールはアルミのツーピース構造、トップに孔はありません。迂闊でしたが瓶口にロットナンバーの印字があり無闇に捲ってしまうと見逃してしまうことになります。ロットナンバーは去年と全く同一であったことをお伝えしておきます。

開けてから暫くするとコルクのボトムにキラキラ光る結晶が見えました。

酒石酸カリウムかその類の物でしょう。

またその色づきもかなり濃い。


グラスに注ぐとやはり色は濃くなっています。エッジもしっかりしており去年より遥かに若々しい色なので戸惑いました。


よくあることですが船に揺られてワインの中身が不安定になり、リリース直後は驚くほど不味くなってしまうことがあります。色まで悪くなるのはあまり経験がなかったのですが去年のリポート を見るとそのように書いていたのでご確認下さい。


色は甦っておりましたが味はどうでしょうか。


念のためデカンタします。デカンタして30分おきもう一度グラスに注ぐと香りが先ほど以上に開いてきました。カベソーの香りにメルローの甘い香りがうまくバランスしてます。


口に含むと味の密度は去年より高くなっておりやはり濃厚になったのは間違いありませんが私には甘すぎます。酸が少ないからでしょうか、渋みも殆ど感じませんから今が飲み頃なのかも知れません。「これだけ酸が少ないのによく一夏越せたもの」と感心しました。


ワインの裏側表側 何度か申し上げておりますが年明け早々に届くであろう2006年ヴィンテージのボルドー・グラン・ヴァンですが買い付けたタイミング(先物買いかネゴシアンからのリリース後に買い付けたか)、どこのネゴシアンから出たものか、仕向地はどこかまた船会社はどこかなどでコンディションは違うのは当たり前ですし、キュヴェそのものが全く違うことがあるので同じ物と考えたらエライコトになります。

グラン・ヴァンの多くは次世代の人に飲んで貰うよう造られているので慌てて買う必要など全くありません。

今の時期世界的な金融不安にここへ来て雇用の悪化など景気が良くなるなどとはとても思えません。

買い控えが続くと一番困るのはボルドーの市場であります。

当然のように安くしなければ売れませんので大幅な値下げ断行が考えられます。

前にも申し上げましたがこの市場を支配しているのはユダヤ人達

彼らは相場が動くことにより巨大な利益を貪る訳なのです。

今までの右肩上がりではそんなに大きな利潤は求められませんからこれからが彼らの本領発揮となるはずであります。

私の予想ではネゴシアンの大手や生産者の一大組織などが潰れると思います。


保険会社がシャトーをいくつも持っていること自体不思議過ぎますしね。


FXの会社が閉鎖というニュースが入ってきましたね。ボルドー先物取引している方々は今の内に他の現物と交換された方が無難と考えます。先物の方が安いなど今は昔のお話になってしまいますよ。