結論から先に申し上げると非常によくできた白ワインであります。
まずイタリアワインによくある亜硫酸過多症候群に罹患していないこと。
果実の持つ糖分が全てアルコールに取って代わったように残糖分も殆ど感じませんし、完熟した果実だけが持つミネラルを強く感じるワインに仕上がっています。
ちょっと褒め過ぎかも^^。
フランスのサンセールやプイィ・フュメに飽きたら欲しくなるのがボルドーの白ワイン、ですが樽の効いた飲み疲れするワインもそんな量は飲めません。
そんなときにこんなワインを飲んでみたら気分転換に良いかも知れません。
ここでワイン用葡萄品種の日本語表記について問題提起です。
フランスでは至る所で栽培されている Cabernet Sauvignon を皆さんはどう表記されるでしょうか?
いろんなブログを拝見すると「カベルネ・ソービニヨン」って多いんじゃない。
人によっては「カヴェルネ・ソービニヨン」てな表記もありますが私は他のHPからコピーする以外は「カベルネ・ソーヴィニョン」としています。
フランス語では語尾にアクセントを置く場合が多いのでそう聞こえるのかも知れませんが正しくはありません。
念のためフランス語の辞書で「Sauvignon」をお調べ下さい。 発音記号の通り発音すると日本語表記では「ソーヴィニョン」になるはずです。
さて申し遅れましたが生産者、マストロベラルディーノはマルチェロ・マストロヤンニとは何の関係もありません。(名前も似てないかもね)
詳しくはこちら
をご覧下さい。以前こちら
でボロクソに批判しましたけど生産者の造る全てのワインについて申し上げているわけではございません。
良くないと思われるものもあり、飲んで美味しいと感じるものも造っていると云うことです。
まず安物と違いキャップシールからして凝ってます。アルミの引き抜きで作ったもので継ぎ目のない高級感があります。
コルクは天然物の長さ50ミリ、色白のしっかりした材質。
コルクを抜いてすぐグラスに注いでも渦巻き状の細かい泡は発生しません。もちろん妙な泡立ちもありません。
香りは独特で、と云っても強すぎることもなくフワッと香る柑橘系、色はクリアーな黄緑色。
口に含むと大変綺麗な酸が嬉しいですねえ。ミネラル豊富でそれが舌にこびり付くことなくスッと体の中に消えていく感じです。
最近こればかり作っている「ブロッコリーの大蒜オイル炒め」にとても良く合いますし、地鶏の唐揚げにも悪くはありません。
輸入元のコメントは次の通り。
「レモンオイルのフレッシュで粘性の感じられるアロマ。火打石、鉱物のアクセント。ふくよかな果実味と柔らかい口当たり。上品で穏やかな酸味。ボリューム感、ミネラル豊かなアフター」。
葡萄品種などのデータは次の通りです
フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ D.O.C.G.
ブドウ品種 : フィアーノ 100%
樹齢 : 10~20年
土壌 : 砂質
生産量 : 約80,000本
醗酵 : ステンレス・タンク
熟成 : ステンレス・タンク熟成
税別定価 3,200円は高いかも知れませんが、今後の円高ユーロ安に期待したいところです。
お薦めどす!