昔シャトー・ラフィット・ロッチルドで醸造長を務めたエリック・ファーブル氏が2002年、南仏で立ち上げたシャトーとのこと。これはその白ワインです。
詳しくはシャトーのHP をご覧ください。
まずはこのエチケットですが残念ながらAOCの規定範囲外であります。また以前にも申し上げましたが現在このアペラシオンは「Languedoc」になっておりコトー・デュ・ラングドックは2012年5月3日まで使っても法に抵触しないとのこと。
現在のデノミナシオンは「Languedoc La Clape」でこれを含む下記のいろんなデノミナシオンがあります。
--Languedoc
--Languedoc
--Languedoc Cabrières
--Languedoc Grès de Montpellier
--Languedoc La Clape
--Languedoc La Méjanelle
--Languedoc Montpeyroux
--Languedoc Pézenas
--Languedoc Pic-Saint-Loup
--Languedoc Picpoul-de-Pinet
--Languedoc Quatourze
--Languedoc Saint-Christol
--Languedoc Saint-Drézéry
--Languedoc Saint-Georges-d'Orques
--Languedoc Saint-Saturnin
--Languedoc Terrasses du Larzac
--Languedoc Vérargues
尚ラングドックの後に続くのは特定のコミューンの名前ではありません。詳しくはINAOのHPをご覧ください。
さて生産拠点である本社の所在地は11560 Saint-Pierre La Mer ですがINAOのHPからコミューン検索しても何も出てきません。
「Languedoc La Clape」の白ワインに関する詳細情報 を見るとAude (11)県に属する : Armissan, Fleury, Narbonne, Salles-d'Aude, Vinassan の各コミューンの葡萄畑に限られているのです。
生産者のHPからこちらの地図 をご覧頂くと概要がお分かりのはずです。11560 Saint-Pierre La Mer は海辺のリゾート地であり葡萄畑は存在しない模様です。
前置きが長くなりましたが早速開けてみましょう。
おやおや流通税納入済みのキャップシールが使われていますけど、普通輸出用にはこのキャップシールは使われないはず、フランス国内流通のものを買ったのでしょうか?
キャップシールはアルミ製のトップに二つ孔、コルクは昨日と同じ材質の長さ44ミリ、角が面取りしてあるので横漏れの心配は少ないでしょう。
トップボトムに○で囲んだ2005、Eric Fabre vigne & vin MIS EN BOUTEILLE AU DOMAINE そして隅にREF の印字があります。
昨日と同じ「REF」の印字からネットで調べるとやはりブショネの心配の少ないこちら のコルクでありました。
グラスに注いでみましょう。 温度17℃ですとかなり泡立ちます。
色は樽醗酵樽熟成の割には薄くレモンイエローを呈しており香りは樽熟のシャルドネみたいに感じたのですが、一口含むとそうでないことが分かります。
舌にピリピリ感じるのは残留亜硫酸が原因ではなく補酸が考えられますが如何でしょうか。
アルコールが高く飲んでる内に重く感じるようになり半分も飲まないうちにギブアップ。
イベリコ・ベジョータ・セクレトを野菜ととも煮込みましたが驚きの旨さ! ですが自然の旨味とやや人工的なワインとはあまりしっくり行きません。
さて生産者のHPは裏ラベルにもその表示がありますが、ネットで調べるとこちら が見つかりました。
これによると販売先は Duty Free, Hotel - Restaurants, Speciality Outlets との記載があり、いくらコンクールの受賞歴があると云っても販売先には苦労しているようです。コンクール受賞のワインをお勧めしないのはいつも申し上げているとおりであります。
生産者から直接ネットで買う人などいないはずですが6本で42ユーロ、一本7ユーロとのことですが私が買うとしたら3.00ユーロ以下、しかし輸入元はもっと高く買っていると思います。
化学調味料に慣れた人なら好まれるかも知れませんね。店頭販売価格は消費税別 ¥1,350 、濃い味が好きな人向けでしょう。
