一昨日の記述ですけど片手落ちでした。INAOのHPからアペラシオンで「Limoux」を検索すると3つのアペラシオンが現れたのですが、同じくINAOのHPのコミューン検索で「Limoux」のアペラシオンを探すと次の各項目が出てきます。
AOC - VQPRD
--BLANQUETTE DE LIMOUX
AOC - VQPRD
--BLANQUETTE METHODE ANCESTRALE
AOC - VQPRD
--CREMANT DE LIMOUX
LR - IGP
--Jambon de Bayonne
AOC - VQPRD
--Languedoc
AOC - VQPRD
--LIMOUX
LR - IGP
--Volailles du Lauragais
例によってワイン関係のものは太字で示しておりますが赤字のAOCは私が若いときはありませんでした。またこの地は他に「Languedoc」アペラシオンの範囲にも含まれます。コトー・デュ・ラングドックに取って代わる新しいアペラシオン名であるのでご注意願いたいと思います。
ではこの「ブランケット・メトード・アンセストラル」ってどんなワインなのでしょうか?
INAOのHPからアペラシオンに関する表記はこちら をご覧下さい。公布されたのが1995年5月4日と云うことですので知っている人は殆ど無いのでは? 「知らないのはオッサンだけちゃうの」と突っ込みを入れられそうですが実際見たことも飲んだこともありません。
アペラシオンの原本から察するに範囲はブランケット・ド・リムーやクレマン・ド・リムーを生産する地域と同一で葡萄品種はモーザック、アルコールは6%前後と云うからかなり甘い目の発泡酒ではないでしょうか?
メトード・アンセストラルは直訳すると「先祖伝来の方法」、古式製法となるのでしょう。
ではメトード・シャンプノワーズとどこが違うのでしょうか? それはシャンパーニュの場合一次醗酵を終えたベースのワインを瓶に入れ酵母と糖を加え密閉して造るのに対してこの古式製法は新たに糖や酵母を加えることなく瓶の中でアルコール醗酵が進み結果的に閉じこめられた炭酸ガスが充満するため発泡性のワインとなるもの。詳しい製造方法は各生産者だけの秘密とのことです。
こんな南仏はスペイン国境に近いところで西暦1500年頃からこうした方法でワインを造っていたというのですから驚きであります。