8v0625.jpgこのワインも毎年必ず買っているものの一つで有機農法を実践してますがラベルの何処にもその表示がありません。例外はありますがやたら有機農法・ビオディナミなどと謳い文句を並べているモノにろくなワインはありません。コンクール受賞のシール添付モノについても同じことが云えます。


まずはINAOのHPからアペラシオンで「Cheverny」を検索すると、赤・ロゼ・白と3種類現れます。これは白ワインなので白をクリックするとこちら の画面になります。AOCシュヴルニーの範囲は
Loir-et-Cher (41)県の : Candé-sur-Beuvron, Cellettes, Cheverny, Chitenay, Cormeray, Cour-Cheverny, Feings, Fougères-sur-Bièvre, Fresnes, Huisseau-sur-Cosson, Maslives, Mont-près-Chambord, Monthou-sur-Bièvre, (Les) Montils, Montlivault, Muides-sur-Loire, Ouchamps, Saint-Claude-de-Diray, Saint-Dyé-sur-Loire, Saint-Laurent-Nouan, Sambin, Seur, Tour-en-Sologne, Vineuil


の各コミューンに許可されておりロワールの古城で有名なブロワ城とシュヴルニー城の周辺であることがその地図をご覧になればお分かり頂けると思います。アペラシオンの原本はこちら 、セパージュの表記に少し違いがあるように思いますが如何でしょうか。
またINAOのHPからコミューン検索で「Cheverny」を調べると二つのコミューンが出て来ます。すぐ近くの Cour-Cheverny については別の機会に申し上げることにして Cheverny をアペラシオンで検索すると
AOC - VQPRD
--CHEVERNY

AOC - VQPRD
--COUR-CHEVERNY

AOC - VQPRD
--Crémant de Loire

AOC - AOP
--Selles-sur-Cher
LR - IGP
--Volailles de l’Orléanais


が出て来ます。太字がワインに関するものでクレマン・ド・ロワールもその範囲内にあることが分かり、AOCチーズのセル・シュル・シェールの産地、またヴォライユ・ド・ロルレアネの生育地であることも分かります。「郷には入れば郷に従え」ではないですが自ずと食べ物との相性が分かるというモノ。


フランスは農業の国であり、ワインと特産品の関連は重要であると考えます。


詳しい場所についてはコミューン・ドット・コムのこちら をご覧下さい。航空写真で周辺の状況がよく判ります。

さて新しいヴィンテージ2007年を開けてみましょう。


キャップシールはトップと周りが別のツーピース構造のアルミ製、トップには二つの孔があります。コルクは昔と比べ少し品質が良くなったと思われる天然物の45ミリ、トップボトムに2007、サイドに生産者名ドメーヌ元詰めの表記があります。
グラスに注ぐとハチミツの香りが漂ってきます。残留亜硫酸は全く感じませんし、次第に柑橘系の香りが心地良く広がります。味わいは毎年洗練されてきたみたいで辛口ながらしっかりとしたミネラルがありキレの良い食中酒に仕上がっております。


このヴィンテージのセパージュはソーヴィニョン・ブラン85%、シャルドネ15%で樽とは無縁のワインであります。

推定蔵出し価格4.25ユーロ、税別販売価格¥2,250 はかなりお買い得であると思います。