8v0608-1.jpg蒸し暑くなると飲みたくなるのは白ワインか泡。セラーの温度では冷やすのに時間がかかる泡より白ワインの方が手っ取り早いと思い取り出したのがこのワインです。


プイィ・フュメ、生産者はドメーヌ・タボルデ「そんなの聞いたこと無い・・・」と思われるでしょうが私も知りません。

知らないことは輸入元に尋ねるかネットで調べるかどちらかですが、輸入元のHPで生産者のHPを簡単に見つけることが出来ました。


ですけどHPを見る前にラベルを見てオヤッと思ったのが生産者の所在地です。アペラシオン・プイィ・フュメなのに「18300 Verdigny 」と云えばサンセールであります。川向こうまで葡萄を運ばなければなりませんね、距離的にそんなに遠くはないのですが・・・。


とりあえず生産者のHP を見ることにしましょう。英語版もありかなり詳細に説明がありますので分かり易いと思います。
生産者のHPの「Wine」から「Pouilly Fumé」をクリックするとこのワインの説明がありますが葡萄を栽培する地域は「Saint-Laurent l'Abbaye」との記載があります。


ならばそのサン・ローラン・ラベイは何処にあるかと申しますと先程の地図から画面を右に移動すると見つかります。サンセールから東へ約25㎞ほどでしょうか、ですから生産者の所在地から約30キロほど離れたところに葡萄畑を持っていることになります。

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こちらがキャップシールのトップとコルクですがご覧の通りトップに孔は開いておりません。コルクですが残念ながら色白と云うだけでフニャフニャ、良く云えば硬質のスポンジと変わらないほど弾力に富んでおります。長さは49ミリあるもののこれだけ柔らかければ保存には到底耐えられないと断言します。


さてグラスに注いでみたら結構な泡立ち、炭酸ガスではなく残留亜硫酸によるものでしょうね。色は極めて薄い目、好みで申し上げるともう少し緑色に色付いた方が好き。香りはサンセールとは別物の燻した感じは控えめであります。味わいは極めて辛口なのですが味の密度が低いというか悪く云えば水っぽい。


恐らく蔵出し価格は5.50ユーロ程度でしょうけど①生産設備と畑が離れすぎている②機械による摘み取り③あまりにも質の悪いコルクの使用などの理由によりお薦め出来ません。フニャフニャのコルクは私の開けたボトルだけかも知れませんので今一度試してはみますけど・・・・。