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一年ほど前に買ったこのワイン ですがやはり想像通り「漏れワイン」ではなく、単なるラベル汚れのワインでした。ラベルが酷く汚れているにも拘わらずワインの量は目一杯入っており、キャップシールは回らなかったものの購入したのです。漏れかそうでないかはキャップシールを剥がせば一目瞭然ですが買う前にそういう行為は不可能であります。
で、この特殊な形のボトルですが結論から先に申し上げますと825グラムとヘビーな重量であります。その割にと云えば語弊がありますが瓶口はかなり細く見えます。普通のブルゴーニュボトルなら小指を突っ込んだら根本まで入るのですが、この瓶では第2関節からはかなりキツくなります。見た目だけではなく実際に普通よりは少し狭いことが分かりました。
さてこのコルクまずは写真をご覧下さい。昨日のものと比べて違いがお分かり頂けるでしょうか? 写真の撮り方が悪いせいかもしれませんが形状の歪さを認識頂けると思うのですが如何でしょう。

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瓶口から15ミリまでが極端に細くなっていますがこの理由として二つが考えられますが、長くなりますので定例会の時にでもお話ししたいと思います。

で、注意して見るとワインに触れた部分から3ミリほどが少し萎んでいます。この先端部分が萎む例としてシャンパーニュの積層コルクの形状を思い浮かべて頂けるとお分かりですね。これはコルクの細胞が壊れたことに起因すると考えます。クリュッグの真似なのでしょうか、瓶口を細くするととてもスタイリッシュに見えますが実際には中身のためには非ずという結果が出てしまってます。液体に接触する部分から細胞が壊れていくことになれば当然漏れの原因となるでしょう。


こちらの写真で注意して頂きたいのは枠外に印字されている数字です。「05-50 D」何を意味するかある程度の想像は可能ですけどナタリーに訊いてみましょう。


さて前置きが長くなりましたがこのワイン、いつものアロース・コルトンとはかなり様子が違います。まず香りが良くない、独特の華やいだ香りは陰を潜めカカオや焦げた匂いがします。色に透明感は乏しくオレンジというか茶色っぽさまで感じます。味わいも全くの凡庸としか申せません。


単なるACブルゴーニュ以下かも知れませんね。2004年のワイン個人的に購入は殆どありませんがドメーヌ・ワインを扱う輸入商社は買わなければ翌年も買うことが出来ません。これが昨日申し上げた「ドメーヌ・ワインをメインに扱うと会社は潰れる」の一つの根拠であります。