カウンター8席だけですが海の幸を堪能できる贅沢なひとときです。昨年大いに話題となった「吉兆」、その枝葉の一つ「神戸吉兆」で10年ほどの修行のあと何と魚屋修行に3年という長期間務めたという変わり種料理人大西氏の作る料理を楽しみます。
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まずは北海道産の馬糞海胆、殻付きのまま供されますが中を割ってみないと身が詰まっているかどうか分からないという代物。実際に割ってみたら中身は昆布ばかりとか海水が殆どというモノを見せて貰いました(海胆の身は殆ど無い)。何もつけずにそのまま味わいますが明礬入りのモノとは全く違う食感であります。六月七月の山口で捕れる海胆も旨いですが、この馬糞海胆も最高レベルの一つでしょう。
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次は坊勢(姫路の近くとのこと)の赤貝、こちらは岩塩と酢橘で。
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さらに新物の蛍烏賊釜揚げは胡瓜と共に土佐酢と振り柚子で。目とイカフネは取り除いてあるのでとても食べやすい。
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先付けは4種類が別々に供されますが最後に桃取の牡蠣は昆布の上に載せて焼く「松前焼」、牡蠣がダメな人には白魚の唐揚げが供されました。
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ここでお椀の登場です。赤甘鯛と若布、熨斗人参に木の芽。出汁の味付けは控えめで甘鯛の甘さが引き立ちます。
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本日のメインとも云える巨大な「でんすけ穴子」は目の前で骨切りが施され串打ちのあと炙られます。1.1キロもある大きな穴子は夏場の鱧より旨いかも知れません。もちろん数は水揚げされず大変貴重な天然魚であります。
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向こう付けは2種類で次に出て来たのはよこわの腹。山葵より辛味大根で頂きたかったかも。
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凌ぎの一品目は「菜の花の胡麻クリーム和え」、お口直しに最適です。
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さらに「飯蛸の旨煮」、とても上品な味付けは居酒屋とは違う割烹の本領発揮。料理はまだまだ続きます。

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焼き物は北海道産の桜鱒の西京焼。
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八寸と称されるお料理で「赤貝ひもと分葱のぬた」。
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続いて「河豚白子の塩焼き」、この白子の巨大なこと驚きです。片腹というか白子は対になっているのですが何と1キロ以上という大きさ、一尾に2キロ以上の白子というのはどんな河豚なのでしょうか? こんな大きな白子ですが味わいは極めてクリーミー且つ濃厚です。巨大白子はまだその半分がありますよ! 食べたい人は予約して下さいね。
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煮物は有機野菜の炊き合わせ。里芋、蓮根、九条葱に春菊。
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最後に天麩羅がいつも出て来ますが最初に「こごみ」。
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そして北海道産の公魚(わかさぎ)ですがこれまたデカいです。ですけど頭から丸々食べることが出来ます。
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最後にグリーンアスパラ。
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御飯は土鍋で炊きたての白御飯に生湯葉と蕨、山葵が添えられ銀餡が! お代わりする人続出です。
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最後の最後がうぐいす餅。ご馳走様でございます。


ワインは次の通り。

1. Champagne Beaumont des Crayères Grand Préstige Brut NV
2. Sancerre Silex 2006 Domaine Michel Thomas
3. Meursault Cuvée Vieilles Vignes 2006 Domaine Michel Dupont-Fahn
4. Bourgogne Pinot Noir 2005 Domaine Lecheneaut