『2・6・2の法則』 | GEORGE TIMES

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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

 
ホンダの店長のコーチングをしてきました。

以前にも書きましたが、彼は来月から
移動で愛知県で業績最下位の営業所
の店長になります。

そのために、非常に落ち込んでいる面と
なんとかしてやるぞという面が拮抗しています。

他の営業所の店長からも「がんばれよ」と
応援なのか、同情なのかわからない電話
がたくさんあったそうです。

今回はその中でも、少し組織論の話も
してきました。

組織には、必ずといっていいほど2・6・2の
法則が当てはまります。

優秀な2割、普通の6割、ダメな2割。

1を聞いて10を知るのが優秀だとすれば、
1を聞いて0.1を知ればいいほうという
のがダメな2割。

面白いことに、これはアリやハチの世界でも
同じことがいえるそうです。

働かない人たちを切り捨てることは簡単です。

でも、切り捨てた後には必ず、普通の6から
またダメな2割がうまれてしまう。

組織が成長するには、ダメな2割をどれだけ
普通に近づけられるか。

こんな話をしました。

店長もまさにそうですと納得しながら自分が
移動する店の現状を冷静に分析してました。

組織は、会社が決めた目標を達成するため
に存在します。

そのためには、チームが一丸となる必要が
あります。

登山をするときに、体力のない人を置いて
先にいってしまうと、残された人は運が
悪ければ、死んでしまいます。

そのために、100%体力のない人の
ペースに合わせます。

ダメな2割も、本当にダメなのではなく、
やり方がわからないとか、方向性が間違って
いて、良い結果が出せないだけかもしれない。

そこをちゃんと見て、アドバイスなり、OJTを
するのが店長の役目です。

なんて、えらそうなことを言ってきました。

あっというまに3時間が経ちました。

「これから、こんな時間が毎月あるなんて
嬉しくてたまらない。」と店長が言ってくれました。

今日も美味しい酒が飲めます。




八卦で占う、あなたの今日の行動のポイント


57 巽為風(そんいふう)-(二)


   風のように柔軟な対応が
   求められる時です。

   交流を密にして情報を集め
   ると良いでしょう。
   
   人の意見を聞くとよい。(○)
 

今日も一日楽しく過ごせますように。


ジョージ

No718

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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

経営・マーケティングコンサルティング
アウトソーシング受託(経理・給与計算・販売管理)
ファイナンシャルプランニング

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合同会社フロンティア CEO 後藤昭一
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