大林宣彦監督の少し古い映画です。
この映画の撮影は1988年5月にクランクインしました。
この映画はちょっと風変わりな映画ですが、
是非見てもらいたい映画の一本です。
実話を基にした映画で、
千葉県船橋市で「八百春」(やおはる)という八百屋を営む
大将とその家族、そしてその近所に住む中国人留学生との
交流を描いたものです。
ある日、店の前で何十分もうろうろしている男が現れ、
大将が「買わないなら帰ってくれ」という。
「コノヤサイ、タカイネ」
高くないよ、うちはどこよりも値打ちに売ってんだ!
「タカイネ、チュウゴク、モットヤスイ」
あー、中国人か。
じゃあ、じゃんけんで買ったらそれあげるよ。
こうして大将の中国病が始まるのです。
ほとんどが国費で留学してきた貧しい留学生。
その彼らを少しでも金銭的に助けようとできる限りのことをして、
最後は家族離散の危機まで迎えてしまう。
日中友好はこうしてたった一人の親父さんの活躍で
行われていくのです。
そしてその活動が新聞に取り上げれて、
映画化されていくのですが、
最後に悲しい現実が待っているのです。
それは1988年6月に起きました。
是非見てください。
付録で大林監督が自ら語るこの映画の魅力も
とってもいいです。
TUTAYAへGO!
新:八卦で占う、あなたの今日の行動のポイント
26 山天大畜(さんてんたいちく)-(上)
あなたを妨げるものは何もありません。
長い間希望してきたことが叶う時です。
今日も一日楽しく過ごせますように。
ジョージ
No627