北京的西瓜(ペキンのスイカ) | GEORGE TIMES

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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

大林宣彦監督の少し古い映画です。

この映画の撮影は1988年5月にクランクインしました。

この映画はちょっと風変わりな映画ですが、
是非見てもらいたい映画の一本です。

実話を基にした映画で、
千葉県船橋市で「八百春」(やおはる)という八百屋を営む
大将とその家族、そしてその近所に住む中国人留学生との
交流を描いたものです。

ある日、店の前で何十分もうろうろしている男が現れ、
大将が「買わないなら帰ってくれ」という。

「コノヤサイ、タカイネ」

高くないよ、うちはどこよりも値打ちに売ってんだ!

「タカイネ、チュウゴク、モットヤスイ」

あー、中国人か。

じゃあ、じゃんけんで買ったらそれあげるよ。

こうして大将の中国病が始まるのです。

ほとんどが国費で留学してきた貧しい留学生。

その彼らを少しでも金銭的に助けようとできる限りのことをして、
最後は家族離散の危機まで迎えてしまう。

日中友好はこうしてたった一人の親父さんの活躍で
行われていくのです。

そしてその活動が新聞に取り上げれて、
映画化されていくのですが、
最後に悲しい現実が待っているのです。

それは1988年6月に起きました。

是非見てください。

付録で大林監督が自ら語るこの映画の魅力も
とってもいいです。

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26 山天大畜(さんてんたいちく)-(上)

 あなたを妨げるものは何もありません。
 長い間希望してきたことが叶う時です。


今日も一日楽しく過ごせますように。


ジョージ

No627