やり方よりも在り方 | GEORGE TIMES

GEORGE TIMES

30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

東京電力が事実上国の管理下に置かれることになった。
(財務・資金面だけらしいが)

一体誰がそんなことを想定できただろうか?

まさに「想定外」なのです。

人生100年計画のセミナー合宿の際、
講師の松村先生に休憩時間に質問をしてみた。

「先生、想定外はどうやって想定したらいいんですか?」

禅問答のようだねって笑いながら、しばらく考えてから
それは受け入れるしかないねとの答えだった。

「やっぱりそうですよね。」

福島原発は人災といわれている。

東京電力の初期対応のまずさ。社長の雲隠れ。

後日次々と明るみに出る事実の数々。

まさに東京電力という看板にあぐらをかいていた。

そんな数々の対応のまずさから、そのあとにどんなに
繕うことをしても、被災者や国民はだまされない。

原発は、それに関わってきた政府のやり方が問われているが、
それ以上に、そもそものエネルギー政策の在り方について
30数年もたってから考えるというおろかさ。

自分の人生や会社の経営についても同じだと思う。

こういうやり方をすれば儲かるという話はそこらじゅうにある。
でも、何のために儲けるのか、
自分はそういうやり方をしたいのか、
自分の生き方はそれを望んでいるのかという在り方を
とことん考える必要はないだろうか?


ジョージ

No.594