僕の学生時代は体育会系。
つまり先輩の言うことは、神の言葉。
NOは無いという時代。
とにかく、「はいっ」、「はいっ」、「はいっ」。
でないと意味も無く殴られたりケツバット。
今の時代なら間違いなく社会問題になっていたかも。
でもそんな理不尽な時代を過ごした割には、あのころ
が懐かしい。
先輩から、「チェリオ買って来い」とか「パン買って来い」
なんていわれるのはかわいいもの。
先輩に「先生の悪口を大声で言えって」言われことがある。
相手は水球部でバリバリの日体大卒。
NOといえずに、しぶしぶ言ったら、ものすごい剣幕で
3階の教室まで来てぼこぼこにされた。
クッソー。あの野郎と先輩のことを思った。
でも社会に出て20数年。そのときの理不尽さを超える
ことが世の中にはたくさんある。
高校時代の理不尽さはかわいいもの。
実業家で講演家の中村文昭さんの著書「お金ではなく、
人のご縁ででっかく生きろ」にもそのようなことが
書いてあった。
返事は0.2秒以内。
仕事は必ず相手がある。時には理不尽な要求を
してくることもある。
そんなときは、「自分は試されている」と思えと書いて
あった。
頼まれごとは試されごと。
世の中理不尽だけど、こういう考え方もあるんだね。
ジョージ
NO.457