『生きていく力をつけていく』 | GEORGE TIMES

GEORGE TIMES

30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

成長社会から成熟社会に移行した現在。

モノやサービスがあふれる社会に育った
若者たち。

積極的にコミュニケーションをとりたがらない
人が増えている。

学校の勉強だけでは、就職さえままならない。

生きていく力というのは、「能力×意志×考え方」。

能力は学力とは同じではない。

数学が苦手だった人でも、日常の生活で困ることは
ないと思う。
つり銭が足らなければ、足りないと言うし、多ければ
そのままもらっておくという人が多いだろう。

その程度の能力で十分。

意志や考え方はその人の育った環境によるところが
大きい。

子供のころに貧しい思いをした人は、大人になる過程で
「もっと裕福になりたい」とか「大人になったら、絶対
成功してやる」という思いや意志がある。

それをエンジンにしてがんばる。

考え方は、そのエンジンが効率よく動くには
どうするかと考えること。

馬力なのか、燃費なのか、スピード重視なのか。

強い意志と、最適な考え方と、ほんの少しの能力さえ
あれば、今の世の中でも十分生きていける。

なのに、年間3万人もの人が自殺している。

そのうち1万人は経済的な生活苦だという。

生きていく力をつけよう。


ジョージ