世の中には、ポジティブシンキングである
ことがいいことで、ネガティブシンキングは
悪いことのようにいわれます。
すべてそうかというと、必ずしもそうとは言えない。
ものごとには、必ず両面がある。
陽があれば、陰があり、陰があれば、陽がある。
すべての人が陽だけを見ていれば、陰が現れた
ときに対処できなくなる。
新聞の論調は、かならずこの両面に言及している
ことが多い。
ある問題について、評価する部分と課題となる部分を
書いて、読者のどちらの要望にも応えている。
ただ、いつもネガティブな考えをもつ傾向にある人
より、なんでもポジティブに考えて動く人のほうが
より「ハッピー」だと言っている人がいる。
会社の中でも、あるプロジェクトを進めようと
思っても、反対派多数によって計画そのものが
消滅してしまうことがある。
そのプロジェクトそのものをするかしないかでは
なく、それをすることが、当事者にとって、お客様
にとってよりハッピーになれるかどうかの価値基準
で判断してみたらどうだろうか。
ジョージ
NO.373