おはこんにちは!
今日はタマフリ瞑想を紹介したい!
これは神道に伝わる日本古来の瞑想で、儀礼化され魂振りの儀などと呼ばれたりする。
「タマフリ」とはマナ(生命力)を内部に付加していく態(わざ)のことだ。
「タマ」は「魂」、「フリ」は「振り」つまり振り分けることを意味する。
魂というと霊魂を思い浮かべるかも知れないが、「タマ」は生命力全体を意味する。
「フリ」はその魂を振りわけて差し上げたり、貰ったりすること。
魂はいくらでも分割して相手(または自分)に付けることができると考えられてきた。
また、舞うことも意味する。現代語でも「振り付け」というと踊り方のことだが、踊りの持つ意味、情報(=魂)を演者が貰う、また観た者も意味・情報(=魂)を貰うわけだ。
また、古代は歌うこともまた意味・情報(=魂)の伝達であるから、「フリ」である。和歌に呪力があるとされるのはこの理由にゃ。
だから「タマフリ」自体は意味が広いので、全ての祭礼が「タマフリ」と言えないこともない。
生命力が外に向かい不安定になっているときに「タマフリ」を行い安定化させることを鎮魂と書き、古くは「タマフリ」と訓じた。
それではタマフリ瞑想をしてみよう。
まず、自然石を見つけよう。
できれば大きなものが良い。
自分の部屋に瞑想用に置けると良い。
他人が近寄らないようであれば野外でも良い。
石の前にリラックスして坐る。
眼は半眼にし、ぼんやりと石を見つめる。
自分が石そのものになりきる。
次回!「写真で縁起瞑想」お楽しみに!