では前回描いたウィッシュボードを使って曼荼羅瞑想をしてみたい!

基本的曼荼羅の構成は、前回説明した通り、曼荼羅の中央にいくほど抽象度が高い悟りを現す仏が描かれている。

周辺部にいくほど抽象度が下がり具体的な願いを意味している!

中央の悟りはどうしても臨場感が薄い。

取っかかりがなく漠然としている。

それに対して周辺部は具体的なので臨場感があるが、高尚な感じがしない。

だが、それらは大きな中央の願いに包摂している。

つまり、例えば「世界平和」を最高の願いとして掲げると、

周辺部の願い、「健康」でないと世界平和に貢献できないし、「家族が幸せ」でないと力を割けないし、「経済的余裕」がないとおぼつかない。

すべては抽象度の高い願いに繋がるのだ。

一見煩悩であっても高い誓願があれば即菩提ということなのだ!

ウィッシュボードは自分で作った自分だけの曼荼羅だ!

まず、ウィッシュボードの前に坐る。

お水を捧げて、お線香を焚いて供養する。

呼吸を整えて一つ一つのゴールを味わってみる。

周辺から始めよう。

一つ一つをリアルに体験します。

次に、同時に、周辺部のすべての願いを叶えている状況を想像します。

その周辺のゴールが集合すると中央上の抽象度の高い願いが完成すると考える。

すべてのゴールを実現した自分になりきる。

呼吸に意識を合わせながらやってみよう!

意識の抽象度が上がって盲点が取れるよ!

次回!「逆インナーチャイルド瞑想」お楽しみに!