自分の願いを書いてくれたかな?

他人がこうなって欲しいとか、そういうのはやめておきましょう。

他人を変えることはできません。

でも、自分を変えることはできます。

自分を変えることで他人との関わりが変わるという事はあるでしょう。

誰かを守ってあげたいとか、誰かを幸せにしたいとか、そこに自分が関わることがあれば良いかもしれません。

書きあがった誓願にさっと目を通しましょう。

タイマーをセットします。

キッチンタイマーでもいいですが、耳にうるさいようであれば瞑想用のタイマーもスマホアプリでたくさんありますから活用してみましょう。

最初は無理をせず5分位から始めても良いでしょう。

20分間行うのが理想的です。

20分以内であれば深い瞑想になかなか入れません。

1回の瞑想が30分以上なると、日常生活が上の空になってしまう可能性があります

20分間行うのがいいのです。

極力脱力することを心がけます。

特に短時間で深い瞑想に入ろうとするならば、
生理学者のエドモンド・ジェイコブソンの漸進的筋肉弛緩法が最もパワフルに深い瞑想に導いてくれます。

左手で右手のひらをつかみ、息を吸いながら右手にテンションをかけてストレッチします。

心の中で、「ひとーーーーつ」とゆっくり息を吐きながらテンションを緩め、もとに戻します。

これを5つまで数えて繰り返します。

その後、今度は手を定印(左の手のひらに右の手のひらをのせる)にして、イメージだけで右手をストレッチします。

心の中で、「ひとーーーーつ」とゆっくり息を吐きながら心の中で右手のテンションを緩め、もとに戻すイメージをします。

これを5つまで数えて繰り返します。


今度は反対側です。全く同じことを左手に対して行います。

これらのストレッチを行うとかなり深い変性意識に入ってきます。これを何度か繰り返してみましょう。

次に、体の中から余分な力が全く抜けるようにイメージしていきます。

数息観に入ります。

息を軽く吸い、ゆっくりと吐きます。

息を吐くことに「ひとーーーーつ」と心の中で唱えてます。

息を吐くごとに全身の力が抜けて事をイメージしてみましょう。

雑念が湧いてくると思います。

雑念がわいたら、雑念、雑念、雑念と、雑念に対して雑念と言うラベリングをします。

ラベリングとは心的動作に名前をつけることです。

雑念に気づくことにより、雑念は意識化させされ消えて行きます。

そしてまた数を数えることに意識を集中しましょう。

この雑念に気づくと言う事が大事なことなのです。

この時に強力に脳が鍛えられます。

だから雑念を恐れてはいけません。

雑念こそが私たちに力を与えてくれるのです。

タイマーが鳴ったら瞑想を終了します。

急がずゆっくり現実に戻っていきましょう。


瞑想は決まった時間に行う事はしなくても結構です。ただし、午前中に1回、午後に1回。食事の前に20分間行うのが理想的です。

また、全くしないより1分でもやったほうがいいのです。

瞑想をした日と、していない日とを比べてみてください。

明らかに生活のパフォーマンスが違うことがわかるでしょう。

身体が軽く感じられ体調が良くなります。

頭もはっきりしてきて仕事もはかどります。

神仏のご加護が得られたような不思議な運の良さを感じると思います。

それは偶然のようですが、何回も重なりますので分かるようになります。

これを冥加と呼びますが、抽象思考が出来るようになる故に起こることです。

自分が書いた誓願は努力することなく、また手順や段取りなどしなくてもよいのです。

それが摂理にかなったものであれば、自然に叶うでしょう。

それは今の自分からは想像できない方法で叶うので、余計な事は考えず心の内側から来る直感を信じましょう。

毎日の不思議な幸運を楽しんでください。

次回!広い心を手に入れろ!「十方法界瞑想」を紹介します。