一心三観瞑想までチャレンジしていただけただろうか?

ごく簡略化した天台の観法ぢゃが、結構パワフルぢゃぞ。

苦しいとき、悲しいとき、貪っておるとき、怒っているとき、それを身体的な箇所で感じ取り、気づくことができるようになる。

そしてその場に適した心理状態にすると、あら不思議!周りの人たちも感化されて冷静を取り戻すんじゃ。

是非日常的に試してほすい!

今度は過去現在未来三世瞑想ぢゃ。

過去を清算して心を磨き、

現在のご縁に感謝し、

未来の自分を先取りして人生を謳歌しようという瞑想ぢゃ!

まず、自分の心とは何か、考えてくれ。

心の中には泉がある。

心が素直で何のトラウマもなければ、泉は波立たず、世の中を写している。

我々はこの泉の水面(みなも)を見つめて生きておる。

逆に言えばこの水面以外は見えないんじゃな。

過去の出来事は泉の中に沈んでおる。

過去の嫌な出来事、トラウマが渦巻いとる。

腐って発酵し、ぶくぶく泡をたてておる。

そのせいでせっかくの水面が揺れて歪んどる!

それで歪んだ世界を見て恐怖し、自信を失くし、不必要に怖がっているんぢゃ。

先ずは過去を精算し発酵を止める必要がある。

これが過去の因縁。

さらに風が吹いたりすればまた水面は揺れて歪んでしまう。

これは今、起きているストレスぢゃな。

これもストップしたい。

これが現在の因縁ぢゃ。

この泉には水が流れ込んでおる。

小川があるんぢゃ。

その小川の上流から色々なボールが流れてくる。

金色や黒や赤、青、黄色。

そしてそれは下流へと流れ去ってゆく。

手を伸ばせばいつでも金色のボールが取れるんじゃな。

それなのにあなたはどれも取らないで眺めているだけぢゃ。

これが未来の因縁ぢゃ。

金色のボールはお金の因縁、青いボールは幸運の因縁、赤いボールは困難の因縁。黒は不幸の因縁。

時間は未来からやってくる。

それは現在にやってきてたちまち過去になる。

手を伸ばすんじゃ!掴むんじゃ!

これらを瞑想してみるじょ!

実践法は次回にゃ!

次回!「実践!過去現在未来三世瞑想だ!」お楽しみにゃ!