フォルマント瞑想はやってみたかい?

フォルマントが発生しているかは、

音声分析アプリを検索してくれ!

周波数帯を表示してくれるはずだ。

赤く表示されるのが強く出ている周波数帯だ。

2500から3000ヘルツに赤く安定的に帯が出れば、それがシンガーズフォルマントだ。

赤い表示がバラバラに分散していたり、違う周波数が多いなら、まだまだだに。

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発声については一通り説明してきた。

日々トレーニングをしていただきたい。

具体的には各アンザッツをいろんな音階で歌うことぢゃ。

三度トリルやハッハッハみたいな声門閉鎖訓練などもやっていただきたい!

だが!

やはり音楽は耳からなんだな。

各アンザッツが効いた心に響く声を実際に聴く必要がある!

日本においては落語や講談などの話芸、お坊さんの声明、里謡や民謡など。

相撲の呼び出しや歌舞伎。

洋楽ではカンツォーネなどの声楽。

ところがの、

明治以来、日本は19世紀型の美意識に毒されて人間本来備えている野生の音声が失われておる。

クリーントーンが良くて日本古来の発声は汚い、みたいな誤解がある!

それが原因で大人しい発声になってしまっておる。

だからなるべく古い録音のものを聴くこっちゃ。

古今亭志ん生なんていいぞ!

ガムが効いた素晴らしい発声が聴ける。

日本の放浪芸には、発声の原点がある!

その最たるものは漫才ぢゃ。

漫才は、もともと門付萬歳からきとる。

お正月に家々をまわってめでたい言葉をならべるのが萬歳なんぢゃ。

それで現代でも正月のテレビは漫才が席巻するわけやの。

これらの原点は日本の古い信仰からきとる。

これは神を宿したヒト、マレビトなんぢゃ。

これからマレビトを目指して籠りの態(わざ)、つまり瞑想を紹介していくぞ!

まずは前提となる知識が必要じゃな!

次回!「マレビトとは?~神とヒトの中間にいる者」お楽しみに!