次はアンザッツ5じゃな!

裏声のレジスタじゃ。

アンザッツ5は、アンザッツ4とは反対に、喉頭が引きあげられ、喉仏を少し高くあげるんぢゃ。

声のイメージとしてはゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじの声ぢゃ。

「おい鬼太郎!」のあの声ぢゃな。

キテレツ大百科のトンガリでも良いぞ。

ただの裏声ぢゃなくて、キンキンした音色を出そう!

それをあらゆる音階でだしてみよう!

少しオーバーにやったほうがいい。

自分ではキンキンケロンパやっているつもりでも、

案外ふつーな発声になりがちぢゃ。

ふつーの発声ではふつーの結果しか得られんのよ。

出来れば自分の声を録音して聴いてみるといい。

案外こもった声かもよ。

何度も言うが、裏声のレジスタは音程をコントロールする筋肉群を鍛える!

また、アンザッツ5はフースラー発声学では要となる、重要な発声だ!

声の機能をまんべんなく鍛えられる。

声量の微妙なコントロールから、

ロングトーン、つまり長ーく息継ぎなしで歌えるようになり、

滑舌が良くなる。

枯れない声を獲得出来る!

喉頭懸垂機構が解放されるからだ!

がむばってモノにするだに!

次回!さあ!目玉おやじの声で言ってみよう!「アンザッツ6」最後のアンザッツだよん。