義理の父からもらったフィルムカメラ。

KYOCERA YASHICA Zoomate105SE

廃棄していいよとは言われていたものの、

なぜかもったいなく感じて、破棄できずにいました。

 

フィルムカメラ現役のころは

もっぱらPENTAX SVを専用機としていましたが、

今回、このYASHICAの内蔵電池の交換を行い、

日付表示ができるようになったことと、

久しぶりにフィルムを使った撮影をしたくなりました。

 

本当は巻き上げレバーがあればよいのですが、

それはヤフオクで中古カメラを入手してからの楽しみとしました。

 

またフィルムはネガカラーでは経年劣化の黄色化による

補正で苦しんだので、もちろんモノクロフィルムを採用しました。

 

 

 

 

 

 

モノクロフィルムは、今回はAGFAを採用。

写真に写っているのはNEOPAN ACROS100Ⅱで

カメラのキタムラで購入。

昔はネオパンSSと言ったやつでしょうか。

次回に使う予定です。

 

 

AGFAのネガの現像もカメラのキタムラのお願いしました。

昔は自分で現像タンクにフィルムを入れて現像したものですが、

今回はプロに任せました。

また印画紙ではなく、CD-RにJPEGファイルを登録してもらいました。

36枚撮りフィルムで現像代、CD焼き込み代を含み、

約1800円、以外と安く感じました。

 

写真屋さんでネガが入った袋をもらうときのワクワク感を

久しぶりに味わいました。

 

 

以下、36枚撮りフィルムから抜粋した画像ファイルです。

同じ画角のショットがありますが、

備忘録としてブログにアップしました。

 

画面の左側の光量が若干不足している感がありますが、

原因が不明であることと、40年ぶりのモノクロフィルム復帰第一作のため、

まあ良しとしましょう。

試し撮りの意味もあり、まず機関車のアップを撮るべく、

秩父鉄道武川駅に向かいました。

機関車駐泊線にいるデキ503から撮りました。

 

 

 

 

真横からのショットです。

天気が曇だったためかコントラスト不足で、眠ったい感じとなりました。

 

床下機器のディティールが良く映るので

どちらかといえば晴れより曇りの方が好きですが、

これは言い訳にすぎませんね。

 

 

 

 

 

デキ301です。

これもコントラスト不足です。

陸橋の脚が邪魔ですね。

 

 

 

 

デキ303です。

まあこれは良かったかと。

 

 

 

 

 

デキ3機をまとめてのショットです。

 

 

 

 

陸橋の上からのショットです。

昔から、こんな感じの写真をよく撮っていました。

それにしても左側が何故か露出不足です。

 

 

 

 

 

 

 

模型の参考になりそうな画角で撮りました。

昔、秩父鉄道のデキのパンタグラフはすべてPS13でしたが、

今はPS16で統一されているようです。

 

 

 

 

 

ちょっとズームで撮ってみました。

若干迫力が増した感じがします。

 

 

 

 

 

 

 

以外とデッキ上からのショットは少ないので、

撮ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

これも左と右側が露出不足ですね。

 

 

 

 

 

 

これはまあまあでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

このあとはヲキとヲキフのショットに挑戦。

 

 

 

 

 

 

三ノ輪線からの鉱石満載のヲキフ127の真横のショットです。

昔、狭幅車掌室のヲキフ100の初期型がありましたが、

今はすべて広幅車掌室に改造されました。

 

 

 

 

 

こちらはヲキ213の真横のショットです。

 

 

 

 

 

こちらはヲキ176。

 

 

 

 

 

 

ヲキ150とヲキフ116のツーショットです。

ホッパ部分が若干ヲキフの方が高くなっているのがよくわかります。

 

 

 

 

 

このあとは、和銅黒谷(昔の駅名は黒谷でした)に向かいました。

 

貨物側線に停車中の鉱石列車の最後尾のヲキフ129です。

若干露出不足でした。

 

 

 

 

 

 

逆光気味であったためか、上半分がグレーに飛んでしまいました。

 

 

 

 

ヲキ、ヲキフは昔からこのショットが気に入っています。

縦のリブがこの鉱石車の特徴ですね。

 

 

 

 

ヲキ228のアップです。

 

 

 

 

 

このときの牽引機は茶色のデキ105でした。

本当は正面からも撮りたかったのですが、

改札口から外に出た途端、ブレーキ緩解のプシュー音が聞こえ、

すぐに出発していきました。

 

大体の電機の茶色は取って付けたような明るい茶色が多い中、

このデキ105の茶色、

オリジナルの茶色塗装の頃の色に塗られており、

懐かしい色です。

 

 

ヲキが連なり動き出しました。

昔によく聞いた、貨車を引き出すときのすごい音、

ガガガガガガガガーんはしなかったので、

この駅の貨物側線は上り側に下がった勾配を持っていたものと思われます。

TR41台車がほぼ均等間隔でレールのつなぎ目を通るときの音が

また良いのですよ。。。。

 

 

 

このあと、和銅黒谷から秩父方面に歩きました。

目的は秩父セメント第2工場(今は秩父太平洋セメント)のショットを撮るためです。

駅名では武州原谷(貨物駅)になります。

工場の建築物にもソソられます。

 

途中雨が降ってきましたが、なんとか傘をささずに済みました。

 

何となく天気が悪そうな絵ですが

そんなに悪くはなく、曇りでした。

 

 

 

 

秩父セメントの第2工場のサイロの全体を俯瞰した絵です。

やはり左右が露出不足ですね。

レンズが悪いのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

武州原谷貨物駅本屋です。

2Fが信号扱い所です。

 

 

 

 

秩父セメント第2工場のサイロと積み込みホームです。

その昔、このホーム脇には秩父鉄道のテキ100形やワキ800形、

秩父セメントのホキ5700形、ホキ3100形やテキなどがウヨウヨいましたが、

今は閑散としています。

奥に秩父セメント私有車のDLが見えます。

 

 

 

 

 

7500系電車が武州原谷を高速で通過しました。

 

 

 

 

武州原谷駅舎と秩父セメント第二工場。

 

 

 

何かの縦型タンクが見えます。

こういう建造物になぜか惹かれます。

 

 

 

 

 

 

 

秩父太平洋セメントと書かれた建物、

一体何をする建物なのでしょうか。

非常に興味が湧きます。

 

 

 

 

 

工場と言えば煙突です。

煙突にも惹かれます。

昭和の時代には至るところに煙突が立っていた記憶があります。

 

 

 

 

 

この後、大野原駅まで歩き、

秩父鉄道に乗車して影森駅に向かいました。

 

影森では昭和電工の廃工場を撮影しました。

 

 

 

 

後ろに見える尖った山は武甲山です。

 

 

 

 

 

 

こちらの建物もシブい!

こういう建物にも惹かれます。

 

 

 

 

影森構内と昭和電工の建築物です。

 

 

 

 

 

 

その昔、親父が秩父鉄道に勤務していた頃、

各駅の構内配線図を見せてもらったことがありました。

その際には影森駅の昭和電工の工場内に引き込み線が

数多く引き込まれていました。

 

現在もその名残が見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

影森には急行6000系が滞泊していました。

 

 

 

典型的な西武顔をしていますね。

 

昔は300系という、湘南顔の秩父鉄道オリジナル車両が

急行列車として運転されていました。