鋼製の貨車も地方私鉄にはよく見られました。
自社発注車、国鉄授受車など、
バリエーションに富んだ姿をお届けします。


三岐鉄道の保々車庫にいたワム229です。
救援車となっています。
下半分の黄色というか、オレンジ色の帯が特徴です。
ドアのリブを見ると、
国鉄ワム21000あたりの授受車と思われます。





同じく保々車庫で見たワ27です。
こちらも救援車代用です。
こちらは国鉄ワ22000あたりを授受したものと
思われます。



富田の貨物側線にいたワム226です。
明らかに種車は国鉄ワム90000、
もしくはワム23000ですね。



三岐鉄道にはワム80000を真っ黒にした
ワム700という貨車もいました。
全検出たて、もしくは新製ホヤホヤという感じです。



こちらは同和鉱業小坂鉄道にいたワフ28000です。
国鉄ワフ28000に通じる密閉型の車掌室ですが、
屋根が鋼製でオリジナルであることがわかります。
大館での撮影です。




貨物室側のショットです。
 




上信電鉄にいたテ22です。
貨物室ドアが変わっています。
種車はテ1あたりと思われますが、
ドアは後年の改造でしょうか。




長野電鉄のワム、もしくはスムと思しき貨車です。
隣の電機も気になります。
須坂駅での撮影です。





鹿島鉄道にしたスムです。
石岡駅での撮影です。






総武流山電鉄の流山車庫にいたワム301です。
奥のトも気になります。
屋根上のパンタグラフがアクセントです。
きっと置いてあるだけとは思いますが。





日立電鉄にいたト21です。
種車は明らかに国鉄ト20000です。
久慈浜駅での撮影です。




北陸鉄道の加賀一の宮駅の奥で発見したトです。
サビサビなので廃車状態であると思われます。
こちらも国鉄ト20000を授受したものと思われます。





こちらは大井川鉄道新金谷駅で見たトです。
既に車輪と軸箱が抜かれています。
ト20000が種車と思われますが、
側バリの棒が多くなっています。






野上電鉄で見たト11です。
こちらはオリジナル車と思われます。