松本電鉄、通称松電には、
JR松本駅の電子連動装置の仕事で、
何度かお世話になった際に、
扱い所から見える車両が気になり、
当然仕事が終わったあとに訪問しています。
今はアルピコ交通という名前になってしまいましたが、松電が似合います。
一度、上高地への観光で利用しましたが、
あとは出張がてらの訪問でした。
昇圧前の日車標準型の車両が現役の頃が、
初めての訪問になります。
当時中央本線中津川駅での仕事に向かう途上で、
新宿駅から夜行普通列車に乗って、
松電を訪問しました。
花が咲いていましたので、
春の訪問であったと思います。
遠くに見える山脈はかなりの標高です。
この当時、リバーサルフィルムを使っていましたので、全く退色がありません。
ただ高価でしたので、そう容易く購入できませんでした。
車体の色が絶妙です。
車庫のある新村駅にての撮影です。
台車がTR10のようですので、
旧型車両の車体のみの載せ替えであったことがわかります。
ウェスチングハウス製のED301です。
昇圧前はこの色でしたが、昇圧後の晩年は、
落ち着いた濃紺色でした。
ED301の妻面です。
車体のピンク塗装はかなり傷んでいますが、
下廻りの黒はバッチリ決まっています。
1500V昇圧後は、東急から5000系を授受して運用していました。