私はいつも休日はカフェでコーヒーを飲みながら作業をするのが好き。

勉強も家でやるよりカフェで丁度いい雑音を感じながらの方が捗ったりする。

 

いつも行くカフェはだいたい決まっていて、近くにある書店に立ち寄ってから行くことが多い。

そこで今日一冊の本と出会いがあった。

 

90s Anime&Voice Actor's Song Guide 【90年代アニメ&声優ソングガイド】というものだった。

初版発行日を見ると2023年7月、なぜこの本に気づけなかった、、、

と思いながらタイトルと表紙を見た瞬間に購入を即決しました。

 

今日はこの本を読みながら気になった曲を聴いてみての感想や自分の思い出を書いていきたいです。

 

曲はジャンル分がされていて年代や歌手、アニメのタイトル、そしてレビューが書かれていて個人的にはすごく見やすい。

本は90年代アニソンの礎となった80年代後半のアニソンの紹介から始まっています。

自分は1991年生まれだからまだ生まれていない。

しかし、そんな自分でも一度は聴いたことのあるような曲も多く並んでいました。

魔神英雄伝ワタル主題歌の『Step』は私も好きな曲の一つです。知ったのは大人になってから。

アニソンメドレーを聴いていてサビがとても印象に残っていました。

 

気になったのはチンプイED主題歌『シンデレラなんかになりたくない』

この曲は本を読んで初めて知りました。

印象としてはどこか温かみのある感じの曲で藤子不二雄作品にぴったりだなと感じました。

自分のレパートリーにない名曲に出会えるのもこういう本の良いところだと思う。

 

そして次の章からいよいよ90年代前半のアニソンに入ってくる。

三つ目がとおる『?(はてな)のブーメラン』これはアニメは見たこと無いけど曲は何度か聴いたことはあった。

しかし、レビューに「『DANZEN!ふたりはプリキュア』にも流用されたエネルギッシュなサビ」と書かれているのを読んでから改めて聴いたらもうそれにしか聴こえなくなってしまいました笑

 

そしてウルトラマンキッズの『コスモスアドベンチャー』

子供の頃の私にとってウルトラマンや仮面ライダー、スーパー戦隊の特撮ヒーローたちのイメージはアニメとは全く繋がらないものでした。そんな中このアニメのウルトラマンイラストを初めて見たときは衝撃的だったのを覚えています。残念ながらアニメを見ることは無かったけど、今この曲を聴いてみるとやっぱり子供向けの曲の良さをとても感じることができる。ドラえもんっ子だった自分にとって山野さと子さんの声がすごく好きなのかもしれないが、とても温かみがあって子供がすぐに口ずさめ歌いやすい曲。とてもいい曲だと思います。

 

そしてセーラームーン『乙女のポリシー』、魔法陣グルグル『Wind Climbing~風にあそばれて~』、機動戦士ガンダムF91『ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~』、ふしぎの海のナディア『ブルーウォーター』等、自分が弾き語りもしたことのあるような曲がずらっと並んでいる。正直気になる曲を挙げればキリがない。

特に気になったものを挙げるならば、、、

 

クレヨンしんちゃんのED『ママとのお約束条項の歌』これはめちゃくちゃ覚えてる。

本には1993年と書いてあるのでリアルタイムで見れていたのかはハッキリ覚えてないが、これは今でも歌える。

クレヨンしんちゃんの曲といえば『オラはにんきもの』『とべとべおねいさん』等、ちょっとお下品な歌詞であるが、それがとても印象に残るのかもしれない。アニメのタイトルや、技の名前をシャウトし印象付けるものも多いが、これはしんちゃんの声優さんが歌い上げ、アニメのイメージも主張して印象付けてくる曲。

 

しかし、それとは対照的にそのような要素が無いのにとても印象に残っているクレヨンしんちゃんの曲があります。

ED曲の『月灯りふんわり落ちてくる夜』

これもとても名曲だと思う。どちらかというと個人的には寂しい印象が強い曲。曲と一緒に流れるアニメシーンも、夜に仕事に疲れて帰ってくるヒロシ、家族が一緒に帰ってく。「あぁ、一日が終わってくんだな」っていう寂しさを強く感じていた気がします。

今聴いても涙が出る。。。

 

そして他には、ちびまるこちゃんED曲、西城秀樹さんの歌う『走れ正直者』

もちろん元々知っていた曲ではありましたが、大人になってから改めてこの曲を聴くきっかけになったのは自分が弾き語りの勉強をしている時にこの曲のカバーに出会ったことでした。

ピアノ弾き語りの動画を出している"おたま"さんというシンガーさんがピアノ弾き語りメドレーの中でカバーしておりましたが、とても温かみのあり伸び伸びとした素晴らしい歌でした。

とてもノリが良く楽しい曲なので弾き語りにもピッタリだと感じ自分も練習してみたいと思ってたくさん聴き込んだのを覚えています。名曲はこのように時代を超えて受け継がれていくんだなとも感じました。

あとは、ちびまるこちゃんED曲といえば『じゃがバタコーンさん』も懐かしい。

子供の頃あの曲が一時期、頭の中でずーーっとループしていたのを覚えています。

 

 

特撮ソングの紹介も挟まれていました。

 

重甲ビーファイター『重甲ビーファイター』、ウルトラマンティガ『TAKE ME HIGHER』

 

もうめちゃくちゃ懐かしくて声がでた。

丸大食品ビーファイターソーセージ、、、よく食べたなと。

普通のソーセージでも「ビーファイター」と聞くと特別感がありましたね。

ウルトラマンティガの『TAKE ME HIGHER』は今もカラオケで歌う。当時は英語の歌詞の部分は聴いたままに歌ってただけでしたが、とても疾走感がありかつ子供も歌いやすい曲だと思います。

 

次の章で、90年代後半のアニソンに入ると私と同世代の方は"懐かしい"のシャワーを浴びることができるでしょう。

 

ポケットモンスター『めざせポケモンマスター』、おジャ魔女どれみ『おジャ魔女カーニバル!!』、こちら葛飾区亀有公園前派出所『葛飾ラプソディ』、デジモンアドベンチャー『Butter-Fly』、るろうに剣心『そばかす』等

世代を代表する名曲がいっぱい。。。

 

正直気になる曲を全て挙げてコメントしていたら1日では書ききれないので、断腸の思いで選曲して感想等を書いてみたいと思います。

 

90年代後半の最初のページでは水木一郎さんの歌うスーパーロボット大戦F完結編『マジンカイザー』、遠藤正明さんの歌う超特急ヒカリアン『ダッシュ!ヒカリアン』、影山ヒロノブさんの歌う真ゲッターロボ世界最後の日『HEATS』等が紹介されています。

JAM Projectのメンバーの方々の偉大さを改めて実感できます。

中でも遠藤正明さんや影山ヒロノブさん、水木一郎さんは自分が歌の勉強をする中でも特に影響を受けた方です。

 

デ・ジ・キャラット『PARTY☆NIGHT 』

"萌えるアニメ"が流行した時代を過ごしたアニメファンにとってこのアニメを知らない人は居ないかと。

アニメにドはまりした高校時代には秋葉原に通うことも多かったが、その時でもオタク文化を象徴するマスコット的な立ち位置だったと記憶してます。ノリノリな曲で90年代後半~2000年前半の曲の良さを感じることが出来るかと思います。

 

スーパードール★リカちゃんOP『ねっ』

別記事でも書きましたが、自分には妹が居たことから少女向けのアニメを見ることもよくありました。

おジャ魔女どれみ、Dr.リンにきいてみて、ミルモでポン!等色々見てきました。

 

ただ、、、少女向けアニメで個人的に一番好きだったのは間違いなくこのアニメ。

ゲームボーイのソフトも遊びましたし、コーリングリングも持ってました。

あのコーリングリングの鳴る音もとても好きでしたし、戦うドールナイツがかっこよかったのを覚えています。

 

花さか天使テンテンくん『クラスでいちばんスゴイやつ』

もう、これは、、、

聴いたこと無い人はぜひ聴いて頂きたい。一生耳から離れることは無いと思います。

下ネタを歌詞にしたりするアニソンといえば、、、という感じですかね。

学生時代酔っぱらった先輩とカラオケに行った時にこの曲を先輩が熱唱していて、懐かしさと選曲のセンスの良さと、「コッチン、コッチン」の部分を元気よく歌ってる姿に腹がよじれるくらい笑った記憶があります。

 

 

最後にいくつか、自分がギターの弾き語りを行い、過去にyoutubeで動画を挙げた曲も紹介します。

 

学級王ヤマザキ『ヤマザキ一番!』

落語家の月亭方正さん(当時、山崎邦正さん)が歌う曲ですね。

この曲はアニメを見たこと無いけど知ってるよという人も多いかとおもいます。

私はアニメも見てましたが正直内容の方はあまり覚えてません、、、

ただ曲は物凄く覚えています。子供の頃家族でカラオケに行くとこの曲ばかり歌っていたそうです。

この曲は自分もギターで弾き語りしてみました。

 

 

次に

アリスSOS『S・O・S』

NHK番組、天才てれびくんの中で放送されたアリスSOSの主題歌です。

ご存じの方も多いかと思いますが、この曲はもともと昭和のアイドル歌謡でピンク・レディーさんが歌っておりました。自分はアリスSOSのオープニングとしてカバーされたものを知ったのが先でした。

 

 

 

以上になります。さらっとほんの一部の曲を挙げながら書いただけですが、本当に素晴らしい本で、曲紹介はもちろんアニソンの歴史や声優さんやクリエイターさんへのインタビューもあります。

アニソン好きなら買って損は無い一冊だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽ランキング
音楽ランキング